宝塚歌劇で上演が決まった『夜明けの光芒』。 この作品の原作がチャールズ・ディケンズ著『大いなる遺産』という事なので、読んでみました。 上下巻の長編で、読みきれるか=最後まで読み通す根気があるか、試される小説なので、読む前にちょっと怯みました …
本屋大賞受賞作・候補作、直木賞受賞作・候補作を中心に読んでいます。 本屋大賞2023、6位に入った小川哲著『君のクイズ』。 Amazon★4 ★5=41% あの、作家の伊坂幸太郎さんが、 「頼まれてもいないのに「推薦コメントを書かせて!」とお願いしてしまいまし…
本日4月10日は、本屋大賞2024の発表日。 待ちに待った、大賞発表は… 目次: 発売当初から、大変な話題でした 著者の宮島未奈さんは、ヅカブロガーだった 新潮社のR−18 文学賞は、女流作家の登竜門 宮島未奈著『成瀬は天下をとりに行く』が受賞しました。 宮…
これが実話だなんて…読んでいて本当に苦しかった 殺人事件、とりわけ尊属殺人は、被害者である親、祖父母などに同情が集まりがちです。 人を殺すことは絶対にあってはいけないことですが、こと、この著書の元になっている事件、 「滋賀医科大学生母親殺害事…
芥川賞作家、綿矢りささんの著作を初めて読みました 『蹴りたい背中』で2003年、第130回芥川龍之介賞を受賞されました。 初々しく可愛くて、鮮明に覚えています。 当時まだ学生で、芥川賞の最年少受賞記録を更新した綿矢りささん。 あれから21年、結婚して一…
昨年10月、好書好日というサイトの文芸欄で紹介されていた本です。 ⚠️ネタバレあります、未読の方はご注意ください Amazon★4.1 5=54% 2023年9月15日発売 世間を震撼させた白昼のテロ事件から17年。名を変え他人になりすまし、"無実"の彼女はなぜ逃げ続けた…
何の本だったか忘れましたが、Amazonで本を検索していた時に、こちらもおススメとして、藤岡陽子さんの作品がいくつか紹介されていました。 図書館に予約した本は当分届きそうにないので、書架にある藤岡陽子さんの本を借りてきました。 それが『きのうのオ…
寺地はるなさんの、心温まる、時々くすっと笑えるすてきな物語に出会いました 芯と篤彦をとりまく物語『咲くのは花だけではない』と 篤彦の母・陽子のモノローグ『手の中にある』 芯の元同僚、花岡の過去『魔法なんてここにはない』 の3話が収められています…
2024年に読んだ本、4冊目は、川口俊和著『やさしさを忘れぬうちに』。 シリーズ累計370万部突破! 「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和さんの『コーヒーが冷めないうちに』のシリーズ本、第5弾。 Amazon★4.5 ★5=70% 『コーヒーが冷めないうちに』 …
2024年に読んだ本、3冊目は、葉真中顕著『ロング・アフタヌーン』です。 こちらは、インスタでフォローしている方が紹介されていた本。 読んだことのない作家さんなので、読んでみようと図書館で借りていました。 Amazon★4.2 ★5=58% 2022年3月9日発売 編集…
『ともぐい』で直木賞を受賞した河﨑秋子さんの著書『絞め殺しの樹』 タイトルが強すぎる…ホラーかと思いました。 Amazon★4.2 ★5=50% 今年1月17日に発表された第170回直木賞に選ばれたのは、河﨑秋子さんの『ともぐい』でした。 己は人間のなりをした何もの…
月がテーマの連作短編集、ラストへの立ち上がりが素晴らしい 2024年読書、1冊目は、大好きな青山美智子さんの作品。 本屋大賞5位です。 目次: 月がテーマの連作短編集、ラストへの立ち上がりが素晴らしい 5編からなり、最終章で見事に繋がるプロットに拍手 …
遅ればせながら、2023年読書総括です。 2024年、年が明けて1月も半ばを過ぎてしまいました。 昨年56冊、今年37冊、昨年より20冊も少ないわ ^^; 今年はよく旅行に出かけたので、旅行中はもちろん、帰ってきてからのブログ書くにも、随分時間取られて読書捗…
2024年1月1日 神田明神にて撮影 あけましておめでとうございます。 いつもご訪問ありがとうございます。 読書のペースが遅く、更新頻度が低いこのブログですが、今年も読書記録として綴っていこうと思います。 時々覗いていただければ嬉しいです♪ さて、読書…
直木賞受賞作、候補作は読もうと思ってるので、いつもノミネートされた時点で図書館に予約しています。 『木挽町のあだ討ち』は、直木賞受賞が発表される直前に予約したので150人待ちぐらいでしたが、今は500人以上の方が予約待ちです。 Amazonの評価も、6割…