図書館の予約数が多くてやっと届いた作品 すごく注目度が高いのね!!と期待が大きかった分、読んで風船がシューっとしぼんだ感じ。 えっ? これが本屋大賞の10位以内に入ったのなぜ??と若干のギモン。 藤岡陽子著『きのうのオレンジ』、本屋大賞の一次投…
初めて読んだ『東京すみっこごはん』の温かい作風に惹かれて、成田名璃子さんの作品を読みたい、と、 以前図書館で『今日は心のおそうじ日和2』を借りて読んでしまいました。 今回、『今日は心のおそうじ日和』の1にあたる方を読みました。 目次: 6章からな…
じわ〜っと温かい気持ちになる青山美智子さんの作品。 久しぶりに出会いました、本屋大賞7位の『リカバリー・カバヒコ』 タイトルを初めて見た時、カバヒコ? 何?ってなったのですが… 日の出公園に置いてあるカバのアニマルライド、人呼んで「リカバリー カ…
瀧羽麻子さんの作品は、『もどかしいほど静かなオルゴール店』『うさぎパン』を読んで、今回が3作目です。 今回の本は明らかに前の2冊とは違うテイスト。 ただ、温かい気持ちになれるのは、前2作と同じです。 『乗りかかった船』は、造船会社が舞台で、船の…
2016年・第155回芥川賞受賞作『コンビニ人間』、読みました。 目次: 内容紹介 普通ではない自分を殺して、息を潜めて生きてきた子供時代 コンビニ店員として社会に組み込まれることで安心する 「普通の女性」は結婚するもの? 白羽との出会いと利害一致の同…
昨年8月26日の新聞に大きな広告が出ていた『アリアドネの声』。 新聞広告のキャッチーな言葉が私の心を鷲掴み! 書店、SNSで話題騒然、全国から絶賛の声! 胸を刺す衝撃の長編ミステリー 二度読み必至の超どんでん返し! 続々重版5刷 『アリアドネの声』新聞…
宝塚歌劇で上演が決まった『夜明けの光芒』。 この作品の原作がチャールズ・ディケンズ著『大いなる遺産』という事なので、読んでみました。 上下巻の長編で、読みきれるか=最後まで読み通す根気があるか、試される小説なので、読む前にちょっと怯みました …
本屋大賞受賞作・候補作、直木賞受賞作・候補作を中心に読んでいます。 本屋大賞2023、6位に入った小川哲著『君のクイズ』。 Amazon★4 ★5=41% あの、作家の伊坂幸太郎さんが、 「頼まれてもいないのに「推薦コメントを書かせて!」とお願いしてしまいまし…
本日4月10日は、本屋大賞2024の発表日。 待ちに待った、大賞発表は… 目次: 発売当初から、大変な話題でした 著者の宮島未奈さんは、ヅカブロガーだった 新潮社のR−18 文学賞は、女流作家の登竜門 宮島未奈著『成瀬は天下をとりに行く』が受賞しました。 宮…
これが実話だなんて…読んでいて本当に苦しかった 殺人事件、とりわけ尊属殺人は、被害者である親、祖父母などに同情が集まりがちです。 人を殺すことは絶対にあってはいけないことですが、こと、この著書の元になっている事件、 「滋賀医科大学生母親殺害事…
芥川賞作家、綿矢りささんの著作を初めて読みました 『蹴りたい背中』で2003年、第130回芥川龍之介賞を受賞されました。 初々しく可愛くて、鮮明に覚えています。 当時まだ学生で、芥川賞の最年少受賞記録を更新した綿矢りささん。 あれから21年、結婚して一…
昨年10月、好書好日というサイトの文芸欄で紹介されていた本です。 ⚠️ネタバレあります、未読の方はご注意ください Amazon★4.1 5=54% 2023年9月15日発売 世間を震撼させた白昼のテロ事件から17年。名を変え他人になりすまし、"無実"の彼女はなぜ逃げ続けた…
何の本だったか忘れましたが、Amazonで本を検索していた時に、こちらもおススメとして、藤岡陽子さんの作品がいくつか紹介されていました。 図書館に予約した本は当分届きそうにないので、書架にある藤岡陽子さんの本を借りてきました。 それが『きのうのオ…
寺地はるなさんの、心温まる、時々くすっと笑えるすてきな物語に出会いました 芯と篤彦をとりまく物語『咲くのは花だけではない』と 篤彦の母・陽子のモノローグ『手の中にある』 芯の元同僚、花岡の過去『魔法なんてここにはない』 の3話が収められています…
2024年に読んだ本、4冊目は、川口俊和著『やさしさを忘れぬうちに』。 シリーズ累計370万部突破! 「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和さんの『コーヒーが冷めないうちに』のシリーズ本、第5弾。 Amazon★4.5 ★5=70% 『コーヒーが冷めないうちに』 …