★直木賞受賞作・候補作品
6月12日に、第173回芥川賞と直木賞の候補作が発表されました。 芥川賞4作 直木賞6作 でした。 目次: 芥川賞の候補作は、4作品 いつも読書の参考にしている直木賞候補作は6作 逢坂冬馬著「ブレイクショットの軌跡」 青柳碧人「乱歩と千畝 RAMPOとSEMPO」 塩…
2022年上半期 第167回直木三十五賞 候補作 2023年 第20回本屋大賞 4位 「このミステリーがすごい! 2023年版」1位 「ミステリが読みたい 2023年版」1位 呉勝浩著『爆弾』を読みました。 目次: 息を吐かさぬ展開、先が気になって一気読み! 犯人探しではなく…
一穂ミチさんの作品は5冊目。 第171回の直木賞候補5作は、Amazonでの評価が3.9が2作品、全体に評価はいまいちでした。 唯一の高評価 Amazon4.5で★5が70%を越えている『地雷グリコ』は…ちょっと好みのジャンルではなかったので…候補作、全く読んでいませんで…
享保の改革を主導した八代将軍・徳川吉宗。 その改革を支えた江戸町奉行、大岡越前守忠相。 この二人は切っても切れない仲で、多くのドラマや小説、映画の題材にもなっていますね。 その八代将軍・吉宗の長男・家重(幼名・長福丸)と 大岡越前守忠相のはと…
『青ノ果テ』『月まで三キロ』に次いで『八月の銀の雪』を読みました。 怒涛の3冊連続、伊与原新さんの著書。 現在、NHKで放送中の伊与原新さん原作の『宙わたる教室』も大好評のようです。 朝ドラ「おむすび」は不評だけど…「3000万」「宙わたる教室」は《…
本屋大賞受賞作、候補作と直木賞受賞作・候補作を中心に読んでいます。 2023年12月14日、第170回直木賞候補作5作が発表されました。 なれのはて(加藤シゲアキ) ともぐい(河﨑秋子) 襷がけの二人(嶋津輝) 八月の御所グラウンド(万城目学) ラウリ・ク…
第170回、直木賞受賞、万城目学著『八月の御所グラウンド』を読みました。 全くの予習なし、でしたが、登場人物のキャラが立っていることと、馴染のある京都の風景が描かれているのでとても読みやすかったです。 暑さが厳しい京都の、八月の御所グラウンドで…
直木賞受賞作、直木賞候補作を読んでおきたい、と思い図書館に予約していました。 何かの受賞作でも、Amazonの評価も低く、実際に読んでもなぜこれが受賞したのか?と不思議なこともあるのですが… 嶋津輝さんの作品は、直木賞を逃しましたが、戦前〜戦後の女…
すっかり忘れてましたけど ^^; 本日、第171回芥川賞と直木賞 受賞作品が発表されました。 第171回芥川龍之介賞候補作 朝比奈秋「サンショウウオの四十九日」 尾崎世界観「転の声」 坂崎かおる「海岸通り」 向坂くじら「いなくなくならなくならないで」 松…
直木賞受賞作、候補作は読もうと思ってるので、いつもノミネートされた時点で図書館に予約しています。 『木挽町のあだ討ち』は、直木賞受賞が発表される直前に予約したので150人待ちぐらいでしたが、今は500人以上の方が予約待ちです。 Amazonの評価も、6割…
本屋大賞3位、一穂ミチ著『光のとこにいてね』を読みました Amazon★4.3 ★5=56% 目次: 本屋大賞3位、一穂ミチ著『光のとこにいてね』を読みました 家庭環境が全く違う二人の共通点は、母親で苦労しているところ まさかの再会! 結珠の通う私立高校に果遠が…
いや〜、読みごたえありました!! 最初から最後まで銀掘りの山に生きる「ウメ」の壮絶な人生。 千早茜さんの作品は初めてですが、筆力申し分なし♪ Amazon★4.3 ★5=61% 戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、…
『小さいおうち』直木賞受賞も納得、読まされました 外出の時に持ち運ぶのに軽い文庫本を…とたまたま図書館で借りた本。 バージニア・リー・バートンの絵本、『ちいさいおうち』と同じタイトルなので、気になって、読んでみました。 中島京子さんの本を読む…
第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作 …にして 本屋大賞2022年グランプリ 『同志少女よ敵を撃て』を読みました。 Amazon評価 ★4.4 あらすじは、 独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲し…
2021年下半期 直木賞(第166回)候補作5作の中の一作、彩瀬まる著「新しい星」を読みました。 2021年下半期 直木賞候補作には、直木賞を受賞した2作「黒牢城」「塞王の盾」の他に、 本屋大賞を受賞した「同士少女よ敵を撃て」「ミカエルの鼓動」と、この「新…
第166回直木賞受賞作、今村翔吾著「塞王の楯」読了しました。 552ページ、読み始めるのに勇気のいる本でした^^; 以前、今村翔吾さんの直木賞候補作の「じんかん」を読もうと思って図書館で借りていたのに、忙しくて結局読むのを諦めて返却。514ページでし…
4月6日水曜日に発表になった「2022年本屋大賞」 大賞は。「同志少女よ、敵を撃て」でした。 2位の「赤と青とエスキース」読了しました。こちら、大賞取るかと思っていました。 3位の「スモールワールズ」読了しました、上位入賞もうなずける、心に染みる短編…
直木賞候補作は読むことにしています^^ 第166回直木賞候補作品。 2021年10月10日発行、新聞広告で見て図書館で予約していました。 本の帯には、「気鋭の著者が医療の在り方を問う感動巨編。 手術支援ロボット「ミカエル」を操る天才外科医に託された少年の…
第164回直木賞受賞作「心淋し川(うらさびしがわ)」を読みました 2018~2019年「小説すばる」に掲載された6編が収められた連作短編集です。 江戸の下町、千駄木にある、澱んだ川のほとりの長屋に暮らす人達の人生を描いています。 心淋し川(うらさびしがわ…
ファン・ゴッホの人生と作品は人を惹きつける魅力がある 昔、朝日新聞の別刷りの日曜版の表紙が、名画で彩られていた頃がありました。 ルノワールやドガ、ロートレックなど、それぞれの画家の特徴を知って楽しんでいました。 当時、ゴッホの独特の絵の具の使…
湊かなえさんの本は何冊か読んでいます。 本作は、直木賞ノミネート作でもあり、昨年、図書館に予約してあって、ようやく回ってきました。 久しぶりの湊かなえさん作。 湊かなえさんの作品は「地続きの怖さ」と新聞の記事で読んだ記憶があります。 小説の中…
本日、本屋大賞2021 発表になりましたね。 ノミネート作品、発表までに1冊ぐらいは読みたかった…今年は1冊も読めてないです。 慌てて、図書館に予約しました。まぁのんびり待ちます。 馳星周氏の作品を読むのは初めてです 馳星周さんの本って、バイオレンス…
直木賞ノミネート作品で 伊吹有喜作品なので読んでみました 実業之日本社創業120周年記念作品。 直木賞ノミネート作。 伊吹有喜さんの作品を読むのは3作目なのですが、いつも心がじんわり温かくなるストーリーに引き込まれます。 今回は、第二次大戦中、少女…
直木賞候補作! 感動必至! 本の帯には 壊れかけた家族は、もう一度、ひとつになれるのか?羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布」ホームスパンをめぐる親子三代の心の糸の物語。 BOOKデータベースより 「分かりあえない母と娘」と、大見…
2020年 最後に読んだ一冊は吉川英治文学新人賞受賞作「スワン」 第73回日本推理作家協会賞 受賞作第41回吉川英治文学新人賞 受賞作第162回直木三十五賞 候補作 面白くないわけがない!! 162回直木賞受賞作「熱源」を読んだ時に、他にどんな作品があったのか…
柚木麻子さんの著書は、4冊読みました。 あっこちゃんが出てくる ランチのアッコちゃん、幹事のあっこちゃん、とてもサバサバして憧れてしまう あっこちゃんの生き方。 さて、そんな作品の中でも寿司職人との交流を描いた本、「その手をにぎりたい」は、お寿…
直木賞受賞作 まほろ駅前多田便利軒を読みました。 映画化もされ、タイトルは、よく聞いていましたから気になっていて・・・ ようやく本をゲットしました。 まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代…
162回直木賞(2019年下半期)受賞作 川越宗一著「 熱源」 直木賞を受賞され、本屋大賞にもノミネートされていたので読んでみました。 故郷を奪われ、生き方を変えられた。それでもアイヌがアイヌとして生きているうちに、やりとげなければならないことがある。…
朝日新聞の「売れてる本」欄で紹介されてました 「売れてる本」というだけあって、発行から1年経つ(2018年12月20日初版)のに、まだ図書館で500人以上の方が貸し出しを待ってらっしゃいます。 恋愛が描かれるのは若者中心の事が多いですが、中年の、不倫で…
直木賞、本屋大賞 ダブル受賞の「渦 妹背山女庭訓(いもせやまおんなていきん)魂結び」を読みました。 何の下調べもせずに読み始めたのですが、読み終わる頃になって 主人公の近松半二が実在の人物であることを知りました。遅っ! 歌舞伎や人形浄瑠璃(文楽…