happyの読書ノート

読書感想を記録していこうと思います。 故に 基本ネタバレしております。ご注意ください。 更新は、忘れた頃に やって来る …五七五(^^)

寺地はるな

【寺地はるな】『ミナトホテルの裏庭には』人と人とのつながりが温かいほっこりストーリー

寺地はるなさんの、心温まる、時々くすっと笑えるすてきな物語に出会いました 芯と篤彦をとりまく物語『咲くのは花だけではない』と 篤彦の母・陽子のモノローグ『手の中にある』 芯の元同僚、花岡の過去『魔法なんてここにはない』 の3話が収められています…

【寺地はるな】『川のほとりに立つ者は』|読了後、優しい気持ちになれる本

今、ちょっとハマっている寺地はるなさんの作品です。 本屋大賞ノミネート作品です。 Amazon ★3.8 ★5=35% カフェの若き店長・原田清瀬は、ある日、恋人の松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。松木の部屋を訪れた清瀬は、彼が隠していた…

【寺地はるな】『声の在りか』読了|自分の思いを声に出さなかった主人公の成長物語

最近、よく読んでる寺地はるなさんの作品です。 思い当たる節のある…というか、「あるある!!」と容易に想像がつく内容で面白く読みました。 続きを早く読みたくなる作品でした。 原田マハさんの『丘の上の賢人』を並行して読んでたのですが、途中からそち…

【寺地はるな】『カレーの時間』|時代遅れの価値観を押し付ける祖父の愛情カレー

カレーのように、深く味わいのあるお話でした Amazon ★4.3 ★5=48% 僕の祖父には、秘密があった。 終戦後と現在、ふたつの時代を「カレー」がつなぐ絶品“からうま”長編小説 ゴミ屋敷のような家で祖父・義景と暮らすことになった孫息子・桐矢。カレーを囲む時…

【寺地はるな】「水を縫う」|ゆるくつながる家族…温かい気持ちになれました

【第9回河合隼雄物語賞受賞作品】Amazonのおすすめ図書に度々出てくるので、図書館で予約していました。 少し生きづらさを抱えた家族がゆるやかに繋がって、温かい気持ちにさせてくれる本です。 6章からなり、それぞれの家族の物語が描かれています 第一章 …