happyの読書ノート

読書感想を記録していこうと思います。 故に 基本ネタバレしております。ご注意ください。 更新は、忘れた頃に やって来る …五七五(^^)

香山リカ著「しがみつかない生き方」に思う

今朝の朝刊に香山リカ著「しがみつかない生き方」の
書籍の広告が大きく出てました

加熱する競争社会に風穴を開け、新しい人生の価値を提案。(広告より)

*最高もなければ 最悪もない。「いろいろな人生」があるだけ
*幸せは、不運も失敗も老いも病気も、すべてひっくるめたところにある
*一人一人がそれぞれのペースで生きていけばだれもが幸せな人生を送れる

・・・・という、珠玉の言葉に 勇気づけられる人も多いのでは?
というわけで 40万部突破!だそうです 

で、早速 図書館HPで検索&予約。 すでに627の予約が入っておりまーす (^0^;)

丁度 今朝の土曜版beの「フジマキに聞け」のコーナーにも 藤巻幸夫氏の
「面白いことがない、と嘆く前に 面白いことを探せばいい」とアドバイスががありました。

小さなことにも幸せを見つけよう、という私のポリシーと同じじゃないですか~?

フジマキさんは 老子の「知足」にも触れた上で

人生の巡航速度もひとそれぞれ、
人と比べない自分なりのスピードで生きればいい、と。
香山リカさんの 内容と被りますね。

他人と比較するのは 不幸の始まりだと 私も思っています。

私は常々 子供たちに 現代の日本に生まれただけで
幸せの90%を手に入れたようなもんなんだよ、と言っています
真の国際人とは 英語が話せることでもなく グローバルな考え方でもなく
水道とトイレのないところで生活できること、と何かで読んだ気がします。

戦火に怯えることなく日々過ごせて 食べ物にも困らず
言論、信教の自由があり 男女平等で 15歳までの教育が保障されていて
水道、ガス、電気が通ってて なんとすばらしい現代日本

関西電力のCMで ネパールの山奥の村に初めて電気が引かれて
現地の男の子が 裸電球を見上げて ほほ笑む映像を観て思いました、
彼にとっては すごい文明開化と幸せを実感したんだろうなー
あれを見て ホントに私たちは贅沢だなー、と思わずにはいられません。

また、アフリカで片道1時間近くかけて バケツ1杯の水を汲みに行くのを日課にしている子供が
フランスのどこか(←忘れましたw)に引き取られて 初めてシャワーを浴びた時、
流れて行く水を見て
もったいない (これは日本語)と、水をかき集めようとした話を読んだことがあります。

普段私達が 当たり前のように使っている水も 彼らには貴重な貴重なお水なんですね。

命の水。人間の体の7割は水ですから 水をこんなにも安全に低価格で供給されている日本は本当に幸せな国ですね。
そう思うと いろんなところに幸せの種はあります。

「ささやかな幸せ」を感じ取る感覚が 麻痺しないように
今日も小さな幸せを探すことにしたhappyなのでした♪