⚠️ 基本ネタバレしております。ご注意ください。

リアル鬼ごっこ 読了

山田悠介著「リアル鬼ごっこ」読みました


時は西暦3000年 医療、科学、機械技術の発達した 人口1億人の王国が舞台
佐藤という姓の王様(国王、では無いところが幼稚な感じ)が
王国の兵士を鬼にして、「佐藤」姓の国民をつかまえて処刑せよ、と命じる
・・・っと 冒頭から 荒唐無稽な小説の予感・・・

以下 ネタばれあります、ご注意ください。

大学3年生の主人公・「佐藤」翼は鬼ごっこのルールにより 逃げて逃げて逃げまくるというお話です。
この辺り、「ゴールデンスランバー」みたい 
主人公と一緒に スリルと緊張感を体験、面白い!・・・けど、疲れました~^^;

同じ佐藤姓の生き別れの妹を守るのは自分しかいない!と
妹が暮らす大阪へ 探しに行く
そこで 中学時代の親友・佐藤洋と偶然再会し 一緒に鬼から逃げるが・・・

唯一信頼できる友人・洋が、 逃げろ!そして愛(妹)を守ってやれ、と言い残し
自ら鬼に向かって行き 目の前で鬼に射殺されてしまう場面、ここでは
電車で移動中だったのに、うかつにも 涙をこぼしそうになりました…

そして 14年ぶりに再会した妹までも 再び鬼(王国の兵士)に連れ去られ・・・
また、涙・・・

とうとう 最後の一人になるまで逃げぬいた翼に、王様は 褒美に 何でも願いを叶えてやると言い・・・。


最後は 胸のすくような展開・・・を期待したけど ちょっと悲しかった orz

王様の突飛な発想や行動に苛立ちを感じます!!
 
読んでてイライラ、 そして ん?とひっかかる所が何箇所かあるので
小説という虚構の世界に ひきずりこんでもらいたいのに
矛盾や嘘臭さが見えると ひっかかってのめりきれない、没頭できないです。
スマートにだましてほしい。

* 西暦3000年 先進技術により、「佐藤さんを見分けるゴーグル」が開発されてるというのに
街では「号外」という アナログな手段で情報伝達が行われている! 噴飯ものw

* 西暦3000年に まだ新幹線が走っている 1000年後も走ってるのか?
もっと高度な移動手段が発達しているかもしれない。

* 父が亡くなった時 お通夜はするが葬儀を行わず。
* 親戚づきあいが全くないのか、父の通夜にも親戚登場せず・・・・・???

下の2つは家族によっていろんな事情でありえますけどもね。

1000年後、という設定の割りに 
読んでて 頭の中に浮かび上がるのは フツーの現代の風景
100年後ならまだ創造もできるのだけれども。 ん~?・・・すごくもやもやします。

この作品 映画化第二弾が夏に公開されるようですね~♪
小説とはちょっと内容が違うらしいですが。

面白いのかな~?^^;