⚠️ 基本ネタバレしております。ご注意ください。

「神様のカルテ 2」 読了♪

大ヒット上映中の映画「神様のカルテ」の原作の第二弾、
神様のカルテ2を読みました。

              神様2


神様のカルテは、
第10回小学館文庫小説賞受賞。2010年に本屋大賞で2位に。
涙腺堅い私ですら、泣きました・・・ 記事は⇒こちら


神様のカルテ2は、 昨年9月に発売で、もう1年も経ってるんですね・・・


今回は 一止の学生時代の友人・進藤辰也が本庄病院に来たことで起こるあれこれ。
今まで知り得なかった、一止の学生時代が語られます。
そして 病院になくてはならない存在、古狐先生こと内藤鴨一が病に倒れ・・・

ネタバレ あります、ご注意ください ↓



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一止の大学時代の友人・進藤辰也が 
東京の病院を辞めて、一止のいる本庄病院に赴任してきた。

彼は学生時代、「医学部の良心」と呼ばれるほどの好人物だったのだが
松本の本庄病院に赴任して以来、人が変わったようにそっけなく
患者や看護師からの評判も芳しくないのだった。

出世もせず田舎に戻って来た、と自分を卑下する辰也に、一止は、

『出世? 馬鹿め、世の中、出世などすれば
責任と義務と窮屈が増すばかりだ。
肩書きなんぞというものは、できるだけかなぐり捨てて、
ただ人間でさえあればよい』 (本文より)

なんという揺るぎない言葉でしょうか。
弱った人の心に浸みていく言葉です。
大地のように広く大きい心で
辰也の気持ちを受け止め、励ましています。
じわ~っとくるね。


本庄病院の院長・大狸先生をサポートする
古狐先生こと、内藤鴨一と妻の千代、そして二人と
一止&榛名夫妻との交流も描かれています。
温かいエピソードが披露され ほっこりとします

今回明らかになる、一止の学生時代
一止、辰也、辰也の妻・千夏は3人で将棋部で
三角関係のような感じだったらしい。
学生時代の思い出と共に 当時の様子が語られます。

一止と辰也の将棋談義も楽しいです 

死期が迫った内藤先生の望みを叶えようと病院を挙げての大作戦!で
大団円を迎えます。


夏目漱石に傾倒していると言う一止らしく
文体も文語体ぽいけれど 何故か読んでいて心地よく
一止の言い回しや、突っ込みに
くすっと笑いが洩れる箇所がいっぱいあって楽しいです!

もっともっと読んでいたい・・・

登場人物が、善人ばかりだけれど、嫌味にならず
心温まるお話です。

一服の清涼剤のような、心洗われる一冊!
お薦めですっ osusume.gif



神様のカルテ3も出るようですね
シリーズ化されるのですね? 今後がますます楽しみです!