⚠️ 基本ネタバレしております。ご注意ください。

有川浩著 「ストリーセラー」読了♪

有川浩著 「ストリーセラー」を読みました♪

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2011年本屋大賞 10位の作品です。
昨年の本屋大賞、9位にも有川浩さんの「キケン」が入っています。
こちらも 要チェックですね。

映画にもなった「阪急電車」や 「フリーター、家を買う。」の
著者でもありますが、
これはどんな作品でしょうか?


ネタバレ ご注意ください 


ストーリーセラーは、Side-A と Side-Bの二編が収められています。

まずSide-Aが書かれ、
その後、本として出版するために Side-Bを
書き下ろされたとのことです。

が・・・・この事実、なんだかSide-Bのストーリーと被るのです。

そして 最後の2ページ、
作家と出版社の担当者のやりとり・・・。
Side-Bって 有川浩さんご自身のお話なの?
そう言えば、符合する点がいくつもあるよ?

含みを持たせた終わり方です。
ん~ 意味深長。




ストーリーセラーは、二作が収録されていますが
どちらも 主人公は女流作家。
夫は、妻と妻が書く作品を心から愛していて
彼女にとって 最高の読者なのです。

作家に一番近い読み手である夫が 
読んだ作品について熱く語るところは、
読書好きには、共感をもって読める箇所です。


二つのお話に共通するのが、どちらの夫婦にも
「死」の影が忍び寄っている、ということ。

死を前にして お互いの本心を素直にさらけ出し
それでもなお 揺るぎない夫の献身的な愛。
心打たれます。

一見、過酷な運命を背負っているように見えても
互いに 相手を思いやることができる。
こんな素敵なパートナーがいたら、
死に直面しても怖くない、と思えるくらいです。

心の中に じわ~っと暖かいものが溢れ出してきて
目頭が熱くなります。

さすが、本屋大賞入賞作 kuma_hakushu.gif


涙腺が弱い方は、おうちで読みましょう。


おすすめですっ!!!!! osusume.gif