長岡弘樹著「傍聞き」(かたえぎき)を読みました♪
2012年4月15日の新聞広告に出ていました。
大ブレイク中!! 仕掛けと感動のミステリー!
続々重版中! 36万部突破!!
これだけビックリマークが並んだら
読まなきゃいけない。
おすすめ文庫王国2012 国内ミステリー
ダントツの1位!
ほんまかいな
この20年で最高の傑作!
…って書いてるけど…
あんまり本読んでない人が書いたのかな?
セールストークにしても、ほめ過ぎ
「傍聞き」には、迷走、傍聞き、899、迷い箱の
短編4編が収められています。
主人公は、救命救急士、警察官、消防士、保護司。
救命救急士と消防士は男性、
警察官と保護司は女性。
皆それぞれ、職業柄、事件・事故に絡んでいます。
短編なので、深い描きこみはないのですが
主人公と事件事故。
ストーリーは、事件事故そのものではなく、
それらにまつわる人間模様に焦点が当たっているのです。
主人公を悩ませる「事件の当事者」が
実は、意外といい人だった、という
最後のオチに、ほっこりとした気分になる「珠玉短編」です!
傍聞きは、第61回日本推理作家協会賞短編部門受賞作なんですって。
短編は、物足りなさがありますが
読後感爽やかな、4編でした♪
それと…読んだというのもはばかられる「おじさん図鑑」。
イラストレーターの著者が、日本の各地で目撃・観察した
面白いおじさん、よくいるおじさん、いかにもおじさんという
いろんなおじさん達を、得意のイラストで描きだし
ついでに、その生態も詳しく分析しています。
いるいる!こんなオジサン。クスッと(*^m^*)笑いが漏れて
おじさんへの愛も感じられる楽しい1冊♪
オットが、思い当たる節があるのか、読んで大笑いしておりました。
ほっこりします
今日ご紹介した2冊は、どちらもあっという間に読めますし
あったかい気持ちになれる本です。