今年の4月に図書館に予約して、年末にようやく回ってきた話題の本です。
医師としての知識と経験に基づいて書かれていますが、
常識を覆すようなことや、なかなか実践しにくい事も書かれてます。
そして…耳が痛くなるような事も…
ストイックなまでの生活を提唱。
それは、人生の楽しみすら奪うような気がします。
以前、ドミニク ローホーの「シンプルに生きる」を読んだ時と
同じにおいがしました。
いろんなもの(楽しみ含む)を、
自らの信念（健康維持）の為にそぎ落としているのでは？
確かに、著者が言うように、
早朝に起きて、朝日を拝み、
仕事の前に、有酸素運動の散歩をし、
その際も、なるべく紫外線の少ない影の道を選び、
紫外線の強い時は、男性でも日傘をさす。
煙草は、論外。
お酒も嗜む程度（1日ワイン2杯がめやす）で、
食事は、腹6分目。
無理～！今までの常識を覆すような提唱としては、
花粉症対策花粉の時期に、マスクをせずに、口呼吸で花粉を取り込む、
薬は使わない。
花粉症の友人に話したら、絶対無理！ そんな恐ろしい事できないって～。
…ですよね～？
著者も以前、花粉症だったけど、これで改善したそうです。
冷え性の人こそ体を冷やす首は血管や神経が集中しているから、
冬はマフラーなどで温めた方がいい、と聞いていたけれど、
血行を良くするために、首を寒風に晒した方がいいらしいです。
寒いやん
冷え性にこそ 薄着提唱。キツイなー。
スポーツをすると健康になれないスポーツといっても「激しい運動」の事ですが。
心拍数を無駄遣いしてしまい、早く死ぬと。
ん～長寿の筋（DNA）とかもあるので一概に言えないと思うのですが。
毎日お天道様に手を合わせ、今日生きていられることを感謝し、
欲を捨てて真面目に働き、少しの食事をよく噛みおいしくいただき、
よく歩き早寝早起きをする。 本文より
（雨ニモ負ケズ…に似てる。）
こういう当たり前の生活が健康で長生きできる秘訣だそうです。
自己を磨きながら人生を送っていれば、美しさは輝きを増す。
そういう人の加齢は、「老化」ではなく『成熟』と呼ぶ。
高齢になった時、愛情を注ぐ対象がどれだけあるか、が
若く生きられるポイントのようです。
南雲流ダイエット
普段の食器を子供用に替える
ごはん、味噌汁、おかずの一汁一菜
おかわり、間食をしない…言うは易く、行うは難し。
飢餓状態で延命遺伝子が働く、という理論で
南雲先生は、一日一食らしいです
お腹がグーグー鳴ってから食べる、という事を実践せよ、と。
確かに、満腹でも、美味しそうなケーキを見たら
別腹♪って、食べてしまいますね
食べ過ぎを減らすだけでも、細胞が若返るそうです。
飽食の時代に、敢えてひもじい思いをしてみる？
折しも、体を動かさずに高カロリー摂取しがちなお正月休み。
皆様、お互いに気を付けましょうね♪
休み明けに、あら～～～
ってことにならないように…。