仲良くして頂いてる
瀬奈じゅんファンのブロガーさんに教えてもらった
中谷まゆみ・入間眞著 「今度は愛妻家」を読みました。
もともと2002年に 上演された中谷まゆみの戯曲だそうで、
それを小説化した作品。
以前、あさちゃんが初めてストレート・プレイに挑戦した演目、
「ビューティフル・サンデー」と
「ペーパー・マリッジ」、「今度は愛妻家」が
作・中谷まゆみ×演出・板垣恭一の3部作らしいです。
2010年に、豊川悦司と薬師丸ひろ子主演で映画にもなっています。
以前は売れっ子カメラマンだった北見俊介。
今は、カメラのシャッターを押すこともなく、
だらだらとぐうたら生活を送っているダメ亭主。
妻のさくらは、健康オタク。俊介に甲斐甲斐しく世話を焼いていたけれど、
いつしか さくらの態度に変化が…
戸惑う俊介。
実はそこには…。
えーーーーーっ!
と驚きの展開。
作者に騙された~~~。
そう言う事だと分かったら、今までのことも腑に落ちる。
なんだか、切なくて、ホロリとさせられるラブストーリーでした♪
種を明かすと全く面白くなくなるので、
今回は詳しくは語れませんが、
後でじわ~っときます♪
俊介、さくら夫婦の他に、カメラマン助手の誠、
オカマのママ・ブンちゃん、女優志望の蘭子がメインキャスト。
場面は、俊介のマンションのリビングのみ。
まさに小劇場のストレート・プレイ、って感じでしょ?
ブンちゃんは、実は…というカミングアウトもあり、
後半、へ~~~~ボタンの連打。
オカマのブンちゃんは、マツコ・デラックス彷彿。
連想するな、って方が無理です!
登場人物の小気味良い会話が読んでいて楽しいです!
もと戯曲だけに!
きっと、舞台も楽しいでしょうね!
オカマのブンちゃん役、村井國夫さん…