今年初の読書ネタ♪
浦賀和宏著「彼女は存在しない」を読みました。
新聞広告を見て、面白そうだから図書館に予約入れてました。
最後のネタばらしに、ああ、そう言うことね、と
納得するのですが
結構、作者に騙されます。
最後の最後のどんでん返しが味噌。
確かに、彼女は存在しませんね。
ここからちょっとだけ内容に触れてるので 未読の方はご注意下さい。
主人公の妹は多重人格者なんです。
多重人格者については、20年近く前に、
ノンフィクションの「24人のビリー・ミリガン」を読んで
その実態を知りました。
幼少期に、ひどい虐待を受けると
自分自身を守るために別人格が形成されるそうです。
その後読んだ本でも、多重人格者を扱う作品は多いです。
*映画「永遠の0」「モンスター」などの原作者・百田尚樹さんの作品
「プリズム」
百田尚樹著 「プリズム」 読了~♪ 2012.8.19
*第58回江戸川乱歩賞受賞 高野史緒著「カラマーゾフの妹」
高野史緒著 「カラマーゾフの妹」読了♪ 2013.8.11
*東野圭吾著 「プラチナデータ」
東野圭吾著「プラチナデータ」 読了♪ 2010.11.17
人格をいくつも持っているために、周囲に与える影響というものが大きい
それが、ストーリーの要になっていますね。
実際の多重人格者に会うことはまずないけど
小説の題材にはなりやすい、ってことですね~
前半は、興味深く読み進みましたが、
最後の方は、血なまぐさく、駆け足で終わって
物足りなさが残る作品でした。
いよいよ、2013年話題の、本屋大賞グランプリ受賞
百田尚樹著 「海賊とよばれた男」上下2巻に挑戦!