一時話題になった「フランス人は10着しか服を持たない」を読みました。
図書館に予約してたら 話題沸騰過ぎて なかなか回ってこなくて
今頃~~~ ^^;
タイトル聞いた時は またまた 極端なこと言って~って冷ややか。
はやりのミニマリストが喜びそうな内容なのかな?って思ってたのですが…
「10着しか服を持たない」っていうセンセーショナルなタイトルとは違って
素敵な生き方を提唱する本でした。
ミニマルな暮らしについて読みたかった人は拍子抜けするでしょう。
*Part 1 食事とエクササイズ
*Part 2 ワードローブと身だしなみ
*Part 3 シックに暮らす
Part 3は、素晴らしい家具に囲まれて暮らす、上等な食器を普段使いにする 等
家を片付けておきましょう、 ミステリアスな雰囲気を身につけましょう、そのコツも。
ささやかな喜びをみつけましょう、情熱を持って生きましょう、といった具合。
おばさんには、今更な話題でほぼ斜め読み。
著者はアメリカ人で フランスのシックとは対極の生活をしてたから
ホームステイで 貴族の血を引くフランス人のお宅がホストファミリーで
目からウロコの日々だったご様子。
普段 短パンとビーチサンダルで暮らしていた著者は
きちんとした身なりで買い物に行くホストファミリーのマダムに
リスペクト。
私にしたら 当たり前じゃない?って思うようなことを
いちいち記事にされてます。
逆に アメリカでどんな生活してたん~??て思います。
小さなアパルトマンに住んでたら
お洋服は極力減らさないとごちゃごちゃすると思うけど、
実際は 各シーズンごとに10着、って感じかな。
でも このタイトルで 本売れましたね~~~
本は、タイトルが大事!!
著者のお手本は、ホストファミリーのマダムシック(仮名)。
著者が学んだこと
物質主義に踊らされない一家の暮らしぶりは、わたしにはとても新鮮で
堅実なお金の遣い方には尊敬の念を抱いた。
素敵に暮らすということはーー収入の範囲で暮らし、
モノにあふれた社会の誘惑を避けること。
それこそ繁栄とよぶのだろう
本文より
幸せとはほしいものを手に入れることではなく、
持っているもので満足すること
ということわざも紹介しています。
五感をフルに働かせて
ささやかなことに喜びを感じる日々こそが
素敵な生き方、という提唱でした♪