あなたなら誰のぎょらんを食べてみたいですか? Amazon★4.3. ★5=59% 2023年6月26日(文庫)初版2018年10月31日発売 死者が最期に遺す、赤い珠。それがもたらすのは、救いか、それとも苦しみか――。人が死ぬ瞬間に生み出す珠、「ぎょらん」。それを噛み潰すと…
第170回、直木賞受賞、万城目学著『八月の御所グラウンド』を読みました。 全くの予習なし、でしたが、登場人物のキャラが立っていることと、馴染のある京都の風景が描かれているのでとても読みやすかったです。 暑さが厳しい京都の、八月の御所グラウンドで…
前から読みたかった、青山美智子さんの著書『月曜日の抹茶カフェ』。 いつもながら、優しく温かい世界が満ちていて大好きな作品。 1話の中に必ず、素敵な言葉が出てきます。 後から読み直せるように、書きとめておこう。 目次: 『月曜日の抹茶カフェ』は『…
直木賞受賞作、直木賞候補作を読んでおきたい、と思い図書館に予約していました。 何かの受賞作でも、Amazonの評価も低く、実際に読んでもなぜこれが受賞したのか?と不思議なこともあるのですが… 嶋津輝さんの作品は、直木賞を逃しましたが、戦前〜戦後の女…
すっかり忘れてましたけど ^^; 本日、第171回芥川賞と直木賞 受賞作品が発表されました。 第171回芥川龍之介賞候補作 朝比奈秋「サンショウウオの四十九日」 尾崎世界観「転の声」 坂崎かおる「海岸通り」 向坂くじら「いなくなくならなくならないで」 松…
やっぱり東野圭吾のミステリーは面白い!! 東野圭吾さんの著作は、ミステリーでありながら、感動を呼ぶストーリーが心の琴線に触れ、涙することも… 最近読んだ東野圭吾作品は、『クスノキの番人』。 主人公の成長物語(胸熱♪)と謎解き。 『ナミヤ雑貨店の…
図書館の予約数が多くてやっと届いた作品 すごく注目度が高いのね!!と期待が大きかった分、読んで風船がシューっとしぼんだ感じ。 えっ? これが本屋大賞の10位以内に入ったのなぜ??と若干のギモン。 藤岡陽子著『きのうのオレンジ』、本屋大賞の一次投…
初めて読んだ『東京すみっこごはん』の温かい作風に惹かれて、成田名璃子さんの作品を読みたい、と、 以前図書館で『今日は心のおそうじ日和2』を借りて読んでしまいました。 今回、『今日は心のおそうじ日和』の1にあたる方を読みました。 目次: 6章からな…
じわ〜っと温かい気持ちになる青山美智子さんの作品。 久しぶりに出会いました、本屋大賞7位の『リカバリー・カバヒコ』 タイトルを初めて見た時、カバヒコ? 何?ってなったのですが… 日の出公園に置いてあるカバのアニマルライド、人呼んで「リカバリー カ…
瀧羽麻子さんの作品は、『もどかしいほど静かなオルゴール店』『うさぎパン』を読んで、今回が3作目です。 今回の本は明らかに前の2冊とは違うテイスト。 ただ、温かい気持ちになれるのは、前2作と同じです。 『乗りかかった船』は、造船会社が舞台で、船の…
2016年・第155回芥川賞受賞作『コンビニ人間』、読みました。 目次: 内容紹介 普通ではない自分を殺して、息を潜めて生きてきた子供時代 コンビニ店員として社会に組み込まれることで安心する 「普通の女性」は結婚するもの? 白羽との出会いと利害一致の同…
昨年8月26日の新聞に大きな広告が出ていた『アリアドネの声』。 新聞広告のキャッチーな言葉が私の心を鷲掴み! 書店、SNSで話題騒然、全国から絶賛の声! 胸を刺す衝撃の長編ミステリー 二度読み必至の超どんでん返し! 続々重版5刷 『アリアドネの声』新聞…
宝塚歌劇で上演が決まった『夜明けの光芒』。 この作品の原作がチャールズ・ディケンズ著『大いなる遺産』という事なので、読んでみました。 上下巻の長編で、読みきれるか=最後まで読み通す根気があるか、試される小説なので、読む前にちょっと怯みました …
本屋大賞受賞作・候補作、直木賞受賞作・候補作を中心に読んでいます。 本屋大賞2023、6位に入った小川哲著『君のクイズ』。 Amazon★4 ★5=41% あの、作家の伊坂幸太郎さんが、 「頼まれてもいないのに「推薦コメントを書かせて!」とお願いしてしまいまし…
本日4月10日は、本屋大賞2024の発表日。 待ちに待った、大賞発表は… 目次: 発売当初から、大変な話題でした 著者の宮島未奈さんは、ヅカブロガーだった 新潮社のR−18 文学賞は、女流作家の登竜門 宮島未奈著『成瀬は天下をとりに行く』が受賞しました。 宮…