本屋大賞3位、一穂ミチ著『光のとこにいてね』を読みました Amazon★4.3 ★5=56% 目次: 本屋大賞3位、一穂ミチ著『光のとこにいてね』を読みました 家庭環境が全く違う二人の共通点は、母親で苦労しているところ まさかの再会! 結珠の通う私立高校に果遠が…
昨年、『エミリの小さい包丁』で森沢明夫作品に出会って、森沢明夫さんの温かい作風に触れ、ファンになりました。 優しい人達がゆるく繋がってほっこり、癒やされます。 更に! ここ大事!! 心に残る素敵な言葉、人生を生き抜く上で参考にしたい文章が散り…
いや〜、読みごたえありました!! 最初から最後まで銀掘りの山に生きる「ウメ」の壮絶な人生。 千早茜さんの作品は初めてですが、筆力申し分なし♪ Amazon★4.3 ★5=61% 戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、…
安壇美緒さんは、初めての作家さんでしたが、いい作品でした 2023年本屋大賞第2位 第6回未来屋小説大賞第1位 第25回大藪春彦賞を受賞 第44回吉川英治文学新人賞ノミネート 『小説すばる』連載を加筆し単行本化。 Amazon★4.4 ★5=63% 昨秋、新聞広告で見て、…
『そして、バトンは渡された』で 2019年の本屋大賞を受賞された瀬尾まいこさんの作品、『掬えば手には』を読みました。 Amazon★4.3 ★5=55% 目次: 本の内容 真面目と笑いが絶妙のさじ加減!! 初回限定の『掬えば手には アフターデイ』が最高! 本の内容 …
2022年11月、Twitterのタイムラインに、山本文緒さんの著書のツイートが流れてきました。 山本文緒さん…お名前は存じていましたが、著書を読んだことはありませんでした。 初めて読む山本文緒さんの作品が遺作とは。 内容に触れていますので、知りたくない方…
著者は元宝塚歌劇団雪組、88期生の早花まこさん。 宝塚歌劇在団中から、文章がお上手で、機関誌『歌劇』のコーナーを担当されていました。 2020年に退団後は、特技を生かして、文章を書くお仕事に進まれるだろう、と私も思っていました。 まず始められたのが…
小川洋子さんの著作を読むのは、2012年に出版された『人質の朗読会』以来。 前回から10年以上開いてしまいました。 本の帯には 舞台という、異界。 舞台という、奇跡。 演じること、観ること、観られること。 ステージの此方と彼方で生まれる特別な関係を描…
東野圭吾さん、ミステリーじゃない作品もいいですね 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く新たなエンターテインメント作品。 Amazon ★4.3 ★5=56% あらすじは… 不当な理由で職場を解雇され、その腹いせに罪を犯し逮捕されてしまった玲斗。 同情を買おうと取調官に…
イヤミスの女王・湊かなえさんの『母性』を読みました。 2023年16冊目。 戸田恵梨香さん、永野芽郁さんで映画化され昨年公開されて話題になりました。 映画化もされている作品、ということは、描きたくなる内容、もしくは問題提起性のある内容なのだろうとは…
昨年の4月に図書館に予約していて、ようやく回ってきた角田光代著『タラント』。 ワタクシが予約した時点で303人待ち、発刊から1年経った今でも230人待ちの人気の小説です。 目次: 慟哭の??長編小説ですか… サクサクと読み進められなかった原因は? 一見…
2023年14冊目、青山美智子著『猫のお告げは樹の下で』読了 友人オススメの作品です。 青山美智子さんの作品は、迷ったり、悩んだりする人が前に進める言葉が出てきます。 書き留めておきたいようなキラリと光るフレーズ。 今回は…タラヨウの木の葉にヒントと…
先日読んだ、コンビニ兄弟の続編、コンビニ兄弟2を読みました。 「2」は、薄くて、お話も3話しか収録されていないのですが… 本は薄くても、内容は濃い! 1巻の登場人物も再び登場して、シリーズものを読む醍醐味を味わいました^^ 目次: 心を癒やしてくれ…
目次: 男女六人を惑わす賀集ヒカリとは ヒカリと付き合った6人がヒカリについて綴る思い出のヒカリ文集 設定が極端で不自然、こんなことってある? ファム・ファタールなヒカリをヒロインに「マノン・レスコー」を上演 病的だと指摘された「長続きしない人…
大好きな町田そのこさんの『コンビニ兄弟』を読みました。 目次: プロローグが安ぽいドラマみたいで、読むのをためらいました ^^; 6話が収められていて、ゆるく繋がっている連作短編集です ここにやってくる常連客の悩みを解決する店長…とお兄さん 登場…