今、ちょっとハマっている寺地はるなさんの作品です。 本屋大賞ノミネート作品です。 Amazon ★3.8 ★5=35% カフェの若き店長・原田清瀬は、ある日、恋人の松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。松木の部屋を訪れた清瀬は、彼が隠していた…
最近、よく読んでる寺地はるなさんの作品です。 思い当たる節のある…というか、「あるある!!」と容易に想像がつく内容で面白く読みました。 続きを早く読みたくなる作品でした。 原田マハさんの『丘の上の賢人』を並行して読んでたのですが、途中からそち…
宮津大蔵さんの著書『うちら、まだ終わってないし』を読みました 以前読んだ宮津大蔵さんの著書、『ヅカメン お父ちゃんたちの宝塚』(2014年初版)が ヅカネタ満載でとてもおもしろく、宝塚ファンとしても、参考になる楽しい本でした。 宮津大蔵さんの奥様…
2022年に読んだ本、全56冊 1 生還者 下村敦史 2 心淋し川 西條奈加 3 花束は毒 織守きょうや 4 青嵐の坂 葉室麟 5 ミカエルの鼓動 柚月裕子 6 鎌倉うずまき案内所 青山美智子 7 さいはての彼女 原田マハ 8 骨を彩る 彩瀬まる 9 冷たい檻 伊岡瞬 10 赤と青と…
2022年4月に公開された映画、「今はちょっと、ついてないだけ」(玉山鉄二主演)の原作本を読みました。 伊吹有喜さんらしい、温かい人間関係が描かれていて優しい気持ちになれます。 バブルの頃、自然写真家としてもてはやされた立花浩樹は、ブームが過ぎる…
なにかを検索していたときに、Amazonの関連書籍に出ていた内館牧子さんの『終わった人』を読みました。 Amazon ★4.1 ★5=50% 舘ひろし主演で映画にもなった作品です。 主人公・田代壮介は、東大法学部を卒業後、意気揚々メガバンクに入社し、出世争いをした…
Amazonのサイトで、「よく一緒に購入されている商品」、「この商品に関連する商品」として紹介されていたので読んでみました。 真似したくなるスロウライフな喫茶ドードー お一人様専用カフェ、喫茶ドードーは、ティータイムじゃなくて、夜に開けてるお店で…
一穂ミチさん、3作目、読みました。 Amazon ★4.3 (★5=54%) 読むのが楽しい本でした。 一穂ミチさんの著作は、『スモールワールズ』と『パラソルでパラシュート』の2作を読みました。 『パラソルでパラシュート』は、シェアハウスに済むお笑い芸人たちと…
『李王家の縁談』というタイトルですが… 最後の貴婦人・梨本宮伊都子の生き様を読まされた感がありました。 あとがきに、小田部雄二著『梨本宮伊都子妃の日記』がなければ書けなかった、と林真理子さんの弁。 「李王家との縁談を積極的に進めたのは梨本宮伊…
初めて読んだ月村了衛さんの作品は『土漠の花』でした。 手に汗握る展開、映画のラストシーンのような鮮やかな最終章。 読むのが楽しい一冊でした あれからだいぶ年月が経ちましたが、先日『脱北航路』を読んで、やはり月村了衛さんの息をも吐かせぬ展開、楽…
『むらさきのスカートの女』は、2019年の第161回芥川賞受賞作です。 芥川賞というのは「純文学」に対して贈られる賞、ということで、あまり好みの作品がなく…なかなか手に取る機会がないです。 話題になったので宇佐見りん著『推し、燃ゆ』は読みました。 小…
三舟シェフの推理が冴えるビストロ パ・マルのシリーズ 第三弾! 2019年、ブロともさんに教えて頂き、ビストロシリーズ、2冊続けて読みました。 あれから3年、ぷつっと途切れていましたが、今回、続きの第三弾を読了♪ ミステリー関連の本を扱う東京創元社か…
カレーのように、深く味わいのあるお話でした Amazon ★4.3 ★5=48% 僕の祖父には、秘密があった。 終戦後と現在、ふたつの時代を「カレー」がつなぐ絶品“からうま”長編小説 ゴミ屋敷のような家で祖父・義景と暮らすことになった孫息子・桐矢。カレーを囲む時…
『土漠の花』 から6年半振りに月村了衛さんの著書を読みました。 またしても、壮大なスケールとラスト熱いものがこみ上げるドラマ。 一気読み! 久しぶりに読了後、天井見上げて泣きました。 Amazon ★4.2 (★5 49%) 明朝体で脱、北、航、路の4文字とハング…
町田その子著 本屋大賞受賞作の『52ヘルツのクジラたち』がすごくよかったので、受賞後の第1作目となる『星を掬う』を読んでみようと思いました。 こちらも、本屋大賞2022年 10位に入っています。 Amazon ★4.4 (★5 65%) 千鶴が夫から逃げるために向かった…
温かくて優しい気持ちになれる、青山美智子さんの著書 友人おすすめの一冊。 Amazon ★4.4 (★5 62%) Amazonでは1124個の評価が付いていて高評価。 211ページに12のお話が収められている連作短編集 木曜日にはココアを Brown/Tokyo きまじめな卵焼き Yellow…
先日読んだ『エミリの小さな包丁』にホッコリさせられたので、森沢明夫さんの作品のおすすめ5選の中から、2020年に出版された『おいしくて泣くとき』を読みました。 Amazon ★4.4 (★5 65%) 貧困家庭の子どもたちに無料で「こども飯」を提供する『大衆食堂…
宝塚歌劇 星組で11月12日に幕が上がる『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』の原作本 並木陽著『斜陽の国のルスダン』を読みました。 本作は、2017年にNHKのオーディオドラマで放送されていましたが、オーディオドラマを聴く機会もなく、全く知りませんでし…
友人おすすめの林真理子さんの著書です。 『最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない!』 タイトル読んだだけで笑ってしまうw 知らなかったんですが、東海テレビでドラマ化されてたんですね。 この本は、シリーズ本のようで「最高のオバハン」シリーズの…
いつも、Amazonのサイトで「この商品を見た後に買っているのは?」に出てた本です。 Amazon ★4.6、星5つは70%、これは読んでみなくては…と図書館に予約していました。 ⚠️以下、ネタバレあります、ご注意ください 傷心の主人公は、15年ぶりに祖父の家に転が…
家族に恵まれない子どもたち…読むのが辛い場面もありました Amazon評価 ★4.6 Amazonのサイトを見ていると、おすすめで出ていてアマゾンの評価が高いので借りてみました。 本の帯には・・・ 育てられない。 生きてゆけない。 深い覚悟が命をつなぐ それは、血…
彩瀬まるさんの著作、『新しい星』が2021年下半期の直木賞候補になったので、彩瀬まるさんの本を2冊読みました。 Amazonのサイトで、高評価だった、『神様のケーキを頬ばるまで』を読みました。 Amazon評価 ★4.6 『神様のケーキを頬ばるまで』は、5編の短編…
ミステリーというジャンルは、謎解きが面白くて、以前よく読んでいましたが、最近は、青山美智子さん、伊吹有喜さん、瀬尾まいこさん、町田そのこさんら、心がほっこりする ややライト目の作品を読んで癒やされています。 最近読んだ本、今年の本屋大賞『同…
Amazon評価★4.2 図書館に予約して1年余り、ようやく回ってきました。 8050とは… 引きこもりの若者が存在していたがこれが長期化すれば親も高齢となり、収入に関してや介護に関してなどの問題が発生するようになる。これは80代の親と50代の子の親子関係での問…
第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作 …にして 本屋大賞2022年グランプリ 『同志少女よ敵を撃て』を読みました。 Amazon評価 ★4.4 あらすじは、 独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲し…
2021年下半期 直木賞(第166回)候補作5作の中の一作、彩瀬まる著「新しい星」を読みました。 2021年下半期 直木賞候補作には、直木賞を受賞した2作「黒牢城」「塞王の盾」の他に、 本屋大賞を受賞した「同士少女よ敵を撃て」「ミカエルの鼓動」と、この「新…
中山七里さんの作品は、以前、映画にもなった「護られなかった者たちへ」を読みました。 中山七里さんは、「どんでん返しの帝王」の異名をとるミステリー作家さん。 今回は、「死にゆく者の祈り」を読みました。 どんなどんでん返しが待ち受けているのか、ワ…
角田光代著「月と雷」を読みました。 初音映莉子・高良健吾主演で映画化されているようですが、映画は観てません。 Amazon評価 ★4.6 幼いころ、泰子の家でいっとき暮らしをともにした見知らぬ女と男の子。まっとうとは言い難いあの母子との日々を忘れたこと…
2022年の本屋大賞にノミネートとされた時から気になっていました。 浅倉秋成著「六人の嘘つきな大学生」 Amazon評価 ★4.5 成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に持ち込まれた六通の封筒。個人名が書かれたその封筒を開けると…
小川糸さんの作品は、デビュー作の「食堂かたつむり」(2008年)と本屋大賞ノミネート作品の「つばき文具店」(2016年)、続編の「キラキラ共和国」(2017年)、「ライオンのおやつ」(2019年)の4冊を読みました。 特に、「つばき文具店」と「キラキラ共和…