happyの読書ノート

読書感想を記録していこうと思います。 故に 基本ネタバレしております。ご注意ください。 更新は、忘れた頃に やって来る …五七五(^^)

【伊吹有喜】「四十九日のレシピ」やっぱり最後に泣かされた… 

最近、伊吹有喜さんの作品がお気に入りで、これが6作品目です。 NHKでドラマ化され、映画にもなった作品。 本の帯には、 わたしがいなくなっても、あなたが明日を生きていけるように。 大切な人を亡くしたひとつの家族が、再生に向かうまでの四十九日間。 熱…

【芥川賞受賞・本屋大賞ノミネート作品】宇佐見りん著「推し、燃ゆ」、ヅカファンとして共感する部分あり♪

本屋大賞ノミネート作は好きだけど、芥川賞は感動薄め 当ブログでは、本屋大賞ノミネート作品、直木賞受賞作品の感想記事が多いです。 毎年発表になる芥川賞ですが、これまでに4冊しか読んでないです。 150回(2013年下半期) 小山田浩子 穴 146回(2011年下半…

【原田マハ】「リボルバー」読了|ゴッホとゴーギャンにまつわるアートミステリー!ページを繰る手が止まらないっ

ファン・ゴッホの人生と作品は人を惹きつける魅力がある 昔、朝日新聞の別刷りの日曜版の表紙が、名画で彩られていた頃がありました。 ルノワールやドガ、ロートレックなど、それぞれの画家の特徴を知って楽しんでいました。 当時、ゴッホの独特の絵の具の使…

【知念実希人】「神のダイスを見上げて」読了…期待はずれ…for me

初めて読んだ知念実希人さんの作品は、本屋大賞ノミネート作品の「人つむぎの手」でした。 医師でもある、知念実希人さんらしい、医療系のお話で、感動しました。 もっと知念実希人さんの本を読んでみようと「仮面病棟」。 はらはらドキドキの展開でした。 …

【湊かなえ】読了後、切なくて苦しくなった「落日」

湊かなえさんの本は何冊か読んでいます。 本作は、直木賞ノミネート作でもあり、昨年、図書館に予約してあって、ようやく回ってきました。 久しぶりの湊かなえさん作。 湊かなえさんの作品は「地続きの怖さ」と新聞の記事で読んだ記憶があります。 小説の中…

山田風太郎著 「柳生忍法帖 上巻」読了|痛快復讐劇!ページを繰る手が止まらない!

今年9月に宝塚星組で上演される「柳生忍法帖」の原作本 時代小説の中でも、読もうと思わないジャンルの本でした。 剣豪の話より、江戸の人情物の方が好きなんです。 それなのに、読み始めたら、スピーディな展開に読まされて、先が気になり読むのを止められ…

【本屋大賞ノミネート作品】凪良ゆう著「滅びの前のシャングリラ」読了

全国書店員が選んだ いちばん売りたい本 「本屋大賞」第7位、 紀伊國屋書店スタッフオススメのベスト30「キノベス!2021」の第1位。 表題作他 全4編の連作短編集です 地球滅亡一ヶ月前の世界に生きる4人の、一人称で語られる物語。 シャングリラ パーフェ…

オルコット著「仮面の陰に」読了|若草物語の著者オルコットが描く男を手玉に取る強かな女性

伊吹有喜著「なでし子物語」とほぼ同時に読み終わりました。 深い内容ではないし、面白くてスイスイ読めました♪ 見出しは「抑圧への復讐譚」とありますが… これが抑圧への復讐? 男を手玉に取って、強かに玉の輿を狙う女性の話にしか思えないのですが。 主人…

【伊吹有喜】なでし子物語|ノスタルジーが香る不思議な成長物語

伊吹有喜さんという作家さんは、宝塚歌劇で「カンパニー」を上演するというので、原作本の著者と初めて知りました。 バレエ団の団員の実情に興味津々、妻に捨てられて?、会社では崖っぷちに立たされているしがないサラリーマンの青柳さんがとてもいい味を出…

森下信雄著「宝塚歌劇団の経営学」を読みました

ずっと、読書ブログ「happyの読書ノート」のサイドバー「読書予定・読書中」に置いてありました森下信雄著「宝塚歌劇団の経営学」を読了しました。 感想、内容は、姉妹ブログの「宝塚ブログ 心は青空♪」に投稿しましたので もし、ご興味ある方は、そちらを御…

【朝井リョウ】直木賞作家デビュー10周年記念作「正欲」読了

新聞広告のキャッチコピーに釣られて読んでみました 2021年3月25日刊行。 新聞広告のこの一文に、読んでみようと思わされました。 「みんなのヒミツ、暴かれた。朝井さん、やっちまったね。どうなっても知らないから」ーー高橋源一郎 作家・高橋源一郎さんの…

【綾崎隼】「死にたがりの君に贈る物語」、そういうことか!ラスト胸に迫る!!

綾崎隼さんの最新刊 読みました ちょうど、綾崎隼著「盤上に君はもういない」を読もうと思っている時に、新聞広告で見かけて図書館に予約していました。 あなたがいるから、私は小説を書こうと思います。――著者が、自身に、読者に問い掛ける衝撃の問題作! …

【伊吹有喜】犬がいた季節 読了、最終章、涙が止まらない。

伊吹有喜さんの作品を読むと、いつも温かい涙に濡れる 伊吹有喜さんの作品を初めて読んだのは、「カンパニー」でした。 宝塚歌劇で「カンパニー」が2018年に宝塚大劇場、東京宝塚劇場で上演されると発表になったのが2017年の6月末。 小説新潮に連載されてい…

ポール・ギャリコ著「ほんものの魔法使」、イライラしながら読了w

とりあえず読んでみました、舞台の原作本 宝塚歌劇で、「ほんものの魔法使」を舞台化するというので読んでみようと思っていました。 公演は 宝塚バウホールで2021年5月21日(金)~6月1日(火)、KAAT神奈川芸術劇場で2021年6月8日(火)~6月16日(水)で行…

【綾崎隼】「盤上に君はもういない」将棋界とは、かくも厳しいものなのか!

もう一度、あなたと指したい。その望みが、私のすべてだった――。 負けたくない敵がいる。誰よりも理解してくれる敵がいる。だから、二人は強くなれる。 将棋界初の女性プロ棋士を目指す二人の天才を描く、今年最泣の青春純愛小説! これは、読みたい!! 第1…

須賀しのぶ著「革命前夜」は、ベルリンの壁崩壊前の東ドイツを留学生の視点で描いた作品

昨年12月22日、新聞広告で、この作品を知りました。 この国の人間関係は二つしかない。密告しないか、するか──。 第18回大藪春彦賞受賞作!革命と音楽が紡ぎだす歴史エンターテイメント 文春文庫HPより この前読んでいた原田マハ著「風神雷神」では、アートに…

【原田マハ】感動作!「風神雷神 Juppiter, Aeolus」(下)遣欧使節団の壮大な旅を追体験!

【原田マハ】風神雷神 Juppiter, Aeolus(上)俵屋宗達、ローマに向かう!2021-05-08)の続きです。 book.kokoro-aozora.com あら? もう1ヶ月近く空いてしまったのね… やっと読了、そして感想を書く時間ができたので遅まきながらUP。 上巻では、俵屋宗達が…

【原田マハ】風神雷神 Juppiter, Aeolus(上)俵屋宗達、ローマに向かう!

ブロ友さんお薦めの原田マハさんの作品。 上下2巻もので、読みきれるのかしら?と思いましたが、面白くて、どんどんページが進みました。 美術(アート)という名のタイムカプセルがいま、開かれるーー。 戦国日本とルネサンス・イタリア 海を越え、時代を超…

高樹のぶ子著「業平」は、「伊勢物語」を大胆に解体、再構成した偉業の賜物

「源氏物語」と双璧をなす「伊勢物語」から 在原業平を立体的に 「伊勢物語」を解体、髙樹のぶ子さんの解釈、味付けで 現代語訳ではなく小説の形で著した 著者渾身の作品です。 第48回泉鏡花文学賞受賞作品。 色好みで 美男で知られる在原業平の生涯を小説に…

秋吉理香子著「ジゼル」には、舞台人あるあるが詰まっている!!

電車で隣の席に座った方がこの本を呼んでらっしゃいました。 「ジゼル」、バレエの「ジゼル」と関係あるのかしら? 家に帰ってググったら、面白そう! 読んでみました。 バレリーナ・上野水香さん絶賛! 「私たちの目指すべき世界が描かれていて、鳥肌がたち…

【直木賞】馳星周著「少年と犬」を読むと犬がいっそう愛おしくなります♪

本日、本屋大賞2021 発表になりましたね。 ノミネート作品、発表までに1冊ぐらいは読みたかった…今年は1冊も読めてないです。 慌てて、図書館に予約しました。まぁのんびり待ちます。 馳星周氏の作品を読むのは初めてです 馳星周さんの本って、バイオレンス…

【百田尚樹】分厚いけれどスイスイ読めた「野良犬の値段」 面白い!

1日で読んだしまった、という方も! 分厚いけどスイスイ読める面白さ 484(実質478)ページのボリュームのある本ですが、全く気にならない面白さでした。 <あらすじ>突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。<私たちが誘拐したのは以下の人物で…

山内マリコ著「あのこは貴族」|映画「あのこは貴族」原作本 読了

映画化されるだけあって、興味深いお話でした 東京生まれの箱入り娘・華子は、結婚を焦ってお見合いを重ね、ついにハンサムな弁護士「青木幸一郎」と出会う。一方、地方生まれの上京組・美紀は、猛勉強の末に慶應大学に入るも金欠で中退。現在はIT企業に勤め…

【伊吹有喜】「彼方の友へ」|戦前戦中、少女雑誌出版に熱意を傾けた女性の人生に胸熱

直木賞ノミネート作品で 伊吹有喜作品なので読んでみました 伊吹有喜さんの作品を読むのは3作目なのですが、いつも心がじんわり温かくなるストーリーに引き込まれます。 今回は、第二次大戦中、少女雑誌「乙女の友」の編集部の奮闘と、お手伝いから初めての…

【桐野夏生】「日没」読了|底しれぬ恐ろしさと息苦しさ

ディストピア小説=ユートピアの反対にあるオソロシイ世界 あなたの書いたものは、良い小説ですか、悪い小説ですか。小説家・マッツ夢井のもとに届いた一通の手紙。それは「文化文芸倫理向上委員会」と名乗る政府組織からの召喚状だった。出頭先に向かった彼…

【小川糸】温かい心と優しい言葉が満ちている|ライオンのおやつ 読了

本屋大賞2021の発表が来月に迫っています。 この作品、小川糸著「ライオンのおやつ」は、2020年の本屋大賞2位の作品です。 グランプリは凪良ゆう著「流浪の月」でした。 人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸…

海外旅行なんて二度と行くかボケ!!を読んでみました

新聞広告で見かけたんだっけ…? なぜこの本を見つけたのか忘れましたが、キャッチーなタイトルに、読んでみようと図書館に予約していました。 本の表紙が著者の写真かと思ったら、これは東南アジアのどこかの国のオジサンのようです。 著者・さくら剛さんは…

【伊吹有喜】「雲を紡ぐ」家族の再生の物語

直木賞候補作! 感動必至! 本の帯には 壊れかけた家族は、もう一度、ひとつになれるのか?羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布」ホームスパンをめぐる親子三代の心の糸の物語。 BOOKデータベースより 「分かりあえない母と娘」と、大見…

原田ひ香著 口福のレシピ 読了♪

新聞の読書欄で見つけた本です♪ 著者の原田ひ香さんは、初めて読む作家さんでした。 旬のおいしい小説作家さんだそうです。 『三人屋』『ランチ酒』『まずはこれ食べて』などの著書があるようですが知りませんでした。 本屋大賞、直木賞関連の本を読むことが…

日本最大級の偽文書、「椿井文書(つばいもんじょ)」を読みました

新聞広告で、この本を見つけました。 広告には、 貴重な史料が全部ウソだったら? プロをも欺く壮大な偽史の真実とは? のキャッチコピーに心を鷲掴みにされて 読んでみることにしました。 中学、高校で習った日本史の資料で だまされたものもあるのか?と思…