老後に向けたミニマルな暮らし、おしゃれな暮らし♪
7章からなっています。
- これからに向けた、小さな暮らし
- コンパクトな部屋を住みやすく整えて
- 本当に使うものだけを持つ
- キッチンまわりも小さく
- お金のこと
- 自分時間の楽しみ方
- 1日1日を大切に、年を重ねたい
シンプルに暮らすための極意など
著者はミニマリストではないのですが、一人暮らしのため、「自分基準」で断捨離が可能なんですね。
家族がいると、価値観が違うのでサクサクとは進みにくいのですが、老後のことを考えて、著者・ショコラさんは「生前整理」ならぬ「老前整理」をされています。
いつ、何が起きるかわからないか、自分がいなくなった後の、ものの処分で迷惑をかけたくない、と。
ものを持つこと、増えることの幸せを知っている私たちの世代は、ものをへらすことになかなか踏み切れないことも多いはずです。
「58歳から日々を大切に小さく暮らす」より
価値観の違いもありますが、モノを持つこと=豊かである、というのはもう古い概念のように思います。
昔は、「おまけ」「粗品」が付いていると嬉しかったりしましたが、最近は付いてないものを選んだりします。
自分の基準に合ったものだけを持ち それ以外を処分すればいいのですね。
お金の使い方にメリハリをつけて不満解消
節約ばかりしているとストレスがたまってきますので、たまのプチ贅沢でバランスを取るのだそうです。
ヤフオクやメルカリも上手に使っておられます。
必要なものだけを持つ
これ、わかっているけど、難しいですね。
洋服などは、1枚買ったら、1枚捨てる、実践しようと思ってもやっぱり、捨てたら後悔するかも?と 捨てることに二の足を踏んでしまいます。
ライフスタイルによって 必要なものの数が違います。
ミニマルは、時として味気ない
ショコラさんは一人暮らし。全てをミニマルにしてもOKですが、全てを右に倣え、はできません。
ミニマリストというのは、主に一人暮らしで、子供がいないご家庭なのだと思います。
子供がいれば、いろんな雑多なものが 好む好まざるにかかわらず 家の中に溢れますから。
そしてミニマリストは、家でホームパーティをしない? 自分ちの食器を使わずホームパーティケータリングを使われるのかしら?
季節ごとに、タペストリーや額を掛けかえたりしない? 日々の生活を彩る 雑貨屋小物はミニマリストには、「必要なもの」ではないです。でもそういう一見、無駄と思えるものが 生活を素敵に、心豊かにしてくれると思ってます。
無理に断捨離をして後悔された方の投書を読んだことがあります。むりやり捨てると、「物への思い」が捨てきれていないために後悔にさいなまれて 脱力し、悲しみが押し寄せてきたそうです。
断捨離は、時間をかけて ゆっくりと、ですね♪
インテリアやキッチン周り、服やバッグの提案も
ショコラさんのライフスタイルを披露されてます。
慎ましやかに、でも おしゃれで素敵な暮らし方です。
インテリアが好きなショコラさんのおうちの写真のスナップが興味深いです。
1日1日を大切に…
この本のタイトルに、まず惹かれました。
私、日々を大切に…してないっ! バタバタ生きてるから 日々を大切に、の言葉が沁みます。
そして 「小さく暮らす」。ミニマリストにはならないけど、この歳になって(お察しくださいw)、いまだに物を増やすのはやめようと思いました。
運動はウォーキング、近所の図書館で借りた本を読み、楽しみながらみつけた ヤフオクでのお洋服でたまに自転車で遠出を楽しんでおられます。
時間もお金もたっぷりあっても 不満を口にする人もいますが、何でも「楽しむ」という姿勢が大切なんだな、って思い知らされます。
そして 元気で暮らせていることに感謝、ですね!