happyの読書ノート

読書感想を記録していこうと思います。 故に 基本ネタバレしております。ご注意ください。 更新は、忘れた頃に やって来る …五七五(^^)

海外旅行なんて二度と行くかボケ!!を読んでみました

新聞広告で見かけたんだっけ…? 

なぜこの本を見つけたのか忘れましたが、キャッチーなタイトルに、読んでみようと図書館に予約していました。

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本の表紙が著者の写真かと思ったら、これは東南アジアのどこかの国のオジサンのようです。

著者・さくら剛さんは、1976年生まれの45歳。

 

ひきこもりやニート生活を送りながらも、世界各地を旅して回って、著作を重ねておられます。

 

2002年、インドに旅行したことを題材に「インドなんて二度と行くかボケ!!…でもまた行きたいかも」を出版し、10万部のベストセラーになったそうです。

読むなら、先に「インドなんて…」を読んだほうが良かったかも?

 

「○○なんて二度と行くかボケ!!」シリーズは、アフリカ、中国、東南アジアなどがあります。

 

今回読んだ「海外旅行なんて二度と行くかボケ!!」で紹介されているエピソードは

日本人観光客がそうそう行かないような土地での出来事がほとんどなので、安心です?w

 

旅先での病気は地獄 アメリカ

著者、運悪く旅先で急性盲腸炎になり、手術を余儀なくされた話しを面白おかしく書いてあります。

病院だけでなく、通訳やタクシーなどの代金計200万円以上した費用は海外旅行保険で支払われたので助かったそうです。よかったよかった。

海外に行くなら、海外旅行保険には絶対に入るべきですよね。

私も大昔、お世話になりました、ちょっとした風邪だったんですが、後で請求明細見たらびっくりするような金額でした。←詳しい金額忘れました、40年ぐらい前の事でw

日本の皆保険制度に慣れていると、海外の医療費の高さにびっくりします。

海外でアキレス腱断絶した友人は、ちょっといい病院に入院したらホテルの様なサービスだったそうですが、100万以上かかったらしいです…

話しがズレますけど、アメリカでコロナにかかって入院したら億単位の請求が来た、ってワイドショーで言ってました。オソロシイ。

安宿とトイレのトラブル タンザニア・ジンバブエ

これはありがち。

先進国のトイレの中でも日本のトイレは最高です!ウォシュレット普及率がすごい。

だから、アフリカのトイレに行くには覚悟は必要ですよね。

昔、日本でも昔の汲取式の頃はまぁ、アフリカに似たようなものだったのでは、と思います。

これは想定内だから、騒いではイケナイw

現地人との交流 パキスタン・バングラデシュ 動物のトラブル トルコ・ペルー

パキスタンでチャイと丸パンを勧められすぎて大変だった話と、バングラデシュで親切な少年たちとの思い出が記されています。

旅の思い出はもう、千差万別ですので、へ~そうだったのね、ぐらいな内容。

野犬に足を噛まれた話や 蚊の大群に襲われた話などを面白おかしく。

 

ガイドの話 あれこれ パキスタン・タンザニア

ぼったくられる話が多いですね。

まぁ、観光地ってみんなこんなものだと思っていたほうがいいです。

日本人は、こういう国からしたらお金持ちで、お金さえ払えばなんとかなる、と思ってるから足元見られがちですし。

平和ボケしてる部分もありますし。

街角でタダでティッシュやボールペン配ってる国は日本ぐらいなので‥

私も以前、ありがとう、ともらったら、なんか署名させられそうになったので返しました 笑

観光地ではいろいろと押し付けてきて買わされますし。

タダほど怖いものはない。

北朝鮮に行った話は興味深いです

韓国から板門店へ行くツアーが出てる、と聞いたことがありますが、著者は、中国から陸路北朝鮮へ。

北朝鮮へ行くには旅行代理店を通さないと行けないし、観光客1組(一人でも1組)に必ず、運転手とガイド(日本語ペラペラ)2名の計3名が付くらしく、単独行動は許されません。

予約したレストランに到着すると 真っ暗! 

ガイドが着きました~って声をかけたら、照明がついたんですって。

どんなレストラン? 他に客いないの??

ちょっと想像つかないような北朝鮮のピリピリムード満点の滞在記が興味深かったです。

 

北朝鮮は見せたいところしか案内してくれないので、歴史的なところは熱心にガイドしてくれたそうです。

朝鮮からしたら 外国人である日本人でも 金正日さんとか言うのはNGで総書記と 正式名称で呼ばねばならないし、北朝鮮もだめで、朝鮮が正しいそうです。韓国は「南朝鮮」って呼ばないとだめ。めんどくさ~。

「南朝鮮呼び」は韓国ドラマ「愛の不時着」で知りました。

それ、外国人観光客にも要求するのですね?

北朝鮮にも鉄のカーテンかかってて、周囲の人で北朝鮮に行った人がいないので 興味深く読みました。

面白いと言えば面白く、この文体が苦手といえば苦手かも

内容は、北朝鮮以外は、浅いかな。

その浅い内容を一冊の本にまとめるために、いっぱい無駄な文字を入れて嵩上げしている印象を受けました。

 

おじいさんがチャイを注ぐ音 コポコポ…「コポ」が10個。

可能性が低いことを示す0.00…小数点以下、56桁ね、0行進、ほぼ2行、0で潰す作戦。

 

ノーーーーーーーーッッ!!! ヘイッ!!! ファットアーユードゥーイング!!! アーユークレイジー!? ゲットアウトペラペラペラペラペラペラペラペラ

 

中略

 

ひえ~~~~~~~~~~~~っ(涙)!!! 

 

 本著 56ページより

 

こういうのが続くと、うんざりしてきます。 

 

ところどころフォントも大きいし、すぐ読めます。

 

笑わせようとして書いているのがわかって 鼻白む部分もありますが 純粋に面白い部分もあり まぁ軽い読み物として…図書館で借りてよかったです。^^;