kemio著 ウチら棺桶まで、永遠のランウェイ 読みました
2019年6月8日朝日新聞 読書ページの「売れてる本」に紹介されていました。
kemio(けみお)さんとは?? 全く知らなかったのですが、芸能活動をされてる方=芸能人だったのですね。
193センチの長身、イケメン故にモデルで俳優でもいらっしゃいます。カテゴリー分けが難しいけど、「クリエイター」として自由に活動されているようです。
そんな彼でも…
悩みはあった…でも、アッケラカン、能天気が元気をくれる!!
2歳で両親を事故で亡くし…と紹介されたら 寂しい子供時代だったのかな…なんて 全く関係なし! 祖父母の愛と庇護のもと、かなり型破りな小学生時代を過ごし…と どんな辛かったこと 寂しかったこともサバサバと語っていて その能天気さに 救われるというか 元気をもらえます。
ある意味 悟りの境地、達観しているとも言えるのかも。
「人なんて悩み事工場だし、自分の力でさばいてかないと出荷が間に合わないよ。」
他の男子とちょっと違って
小さい頃から 仮面ライダーじゃなくて おジャ魔女どれみが好き、キラキラした舞台に立ちたい願望があったそう。
女の子趣味で 言葉遣いも女子っぽいので仲間はずれにされたり、とつらい時期もあったようですが、それでも、人をHAPPYにしたい!と思っていた、というのがスゴイ! 強いですね。
高校に入学したら、絶対オカマって冷やかされると思って 言われる前に自分から「姫で~す!」と自己紹介。
学校をクラブ化しようとしてはしゃいでいたそうです。かなり破天荒で ちょっと浮いてたのでは?と心配になります、親なら…^^;
迷っても強いハートという武器をカスタムしたら夢のレールから外れることはない
本当に粘り強く、嫌がられるほどしつこく、夢に向かってチャレンジする姿勢、なかなかできるものじゃありませんね。
Vine(動画共有サービス)やって 知らない人から死ね、殺すと言われたこともあったけど やりたいことが出来て 元気もらってます!と言われる いい面だけを見て アンチの方は「脳を閉めた」そうですw
どんなことでも100%好き、OKは無いので ファンもアンチもいて当然、と割り切ったのが良かったですね。
強気
テレビに出たら、テレビは大勢で作っていくものだから、自分が「からっぽ」だな、と感じたそう。米国留学を決めて、学費や保険料を払ったら手持ちのお金が10万しか残らなくて、
お金なんて追いかけるものじゃなくて後からついてこさせる、ウチが戦闘はしるからあんた(お金)がバトン渡しなよって勢い。
強~~い! メンタル強~い!!
絶対にぶれない軸は「人をハピネスにする仕事をしてたい」ってこと。だそう。
人間関係負け犬状態になるってわかってても 人に嫌なことしないのは、ひとつの強さだよ。
わかってらっしゃる。
12月12日の「十二国記」の新聞広告にも
裏切られてもいいんだ。裏切って卑怯者になるよりずっといい。っていうフレーズを思い出したぜよ。
そう、正しく生きる、コレ大事。
けみおさんもアメリカで友人に裏切られて なんであんな人間にボロボロにされなきゃいけないんだ?と随分落ち込まれたようですが「強くしてくれてありがと」って気持ちを切り替えたんですって。
そういうポジティブなところ、大好きです♪
夢
「目の前にお金がないから、って夢を諦めないで欲しい。もし叶わなくて5年後どうしようって思っても、それは5年後の自分が考える問題だから、今は気にしなくって たぶん大丈夫。」
という言葉に、勇気づけられる若者も多いと思うし、ちょっと古いけど「山一證券」の倒産とか 大きい会社に入ったから安泰、といえる世の中で無いことも確か。
でも、「計画性をもって生きる」というのも大切では???とちょっと思いました。
「夢は諦めなければ叶う」というのは たまたまうまくいった人の言葉だと思ってますw
医者になりたい、って何度も受験しても失敗してたら?? 30歳、40歳 50歳…人生が受験で終わる、諦めも大事ですよね?
ポジティブシンキング
ポジティブシンキングで元気もらえます!
後半は 恋愛や友人やファッションのことも書かれてます。
柔軟で強い、いや 柔軟だから強い人なんだと思いました。
何年か経ったら、また本を書いて欲しいです。
年齢を重ねたからこそ見えてくるものが けみおさんにあるかも知れないし どんな風に表現されるのか知りたいです。
面白かったです!