私の「ジヴェルニーの食卓」の感想記事に
コメントを寄せてくださった おやじ様のオススメの本、
旅屋おかえり
早速読んでみました。
オススメされるだけのことはありました!
何度も涙しながら 最後はもう
涙で曇って 字が読みづらいよ!!
私が感動する本というのは、
ストーリーの面白さはもちろんなんですが
心に残る、勇気づけてくれる一言や
キラリと光る言葉、温かい言葉が随所に
散りばめられている本なんです♪
原田マハさんの作品には 悪い人が出てこない。
みんな一生懸命生きている、
登場人物に注ぐ目線がやさしい作家さんです。
だから ワタクシ、原田マハさんの作品が大好きです!
旅屋おかえり、登場人物のキャラが立っていて
脳内映像化も楽しいです!
「旅屋おかえり」は
売れなくなったアイドル おかえりこと 丘えりかの
たったひとつのレギュラー番組
「ちょびっ旅」が打ち切りになったことから
人助けの旅に出る「旅屋」を始めます。
前半は 人助けの中での感動に涙し
後半は 旅屋として 「ちょびっ旅」の
スポンサーの江戸ソース社長の依頼が生む
様々なドラマが・・・そして ラスト号泣!です。
どちらも 確執を抱える家族が
おかえりの旅によって わだかまりが氷解していく、というもの。
原田マハさん…なんでこんなにいいお話書けるの~~?
いつもいつも感動を頂いてます。
今回心に残ったフレーズは、
高知の山奥で紙漉きをしている オランダ人ヤンさんの言葉。
「紙の繊維というのは 叩かれて叩かれて強く美しくなる。
まるで 人間のように。」
今 どんな逆境にあっても それは
美しく強く自分を育てるための肥料だと思えば
頑張る気になりますね~
奥付のプロフィール紹介に
著者ご自身、旅がお好きだそうで、年間150日旅行されている、と。
自称「フーテンのマハ」(フーテンの寅、ではなく)。
説得力あるのは、そのため?
私も この記事を読んでくださってる皆様に
オススメします!