happyの読書ノート

読書感想を記録していこうと思います。 故に 基本ネタバレしております。ご注意ください。 更新は、忘れた頃に やって来る …五七五(^^)

ドミニック・ローホー著 「シンプルに生きる」 読みました♪

この、「シンプルに生きる」というタイトルに引かれ、読んでみました 
おフランスで売れた本らしいです            simple.jpg


日本でも断捨離という本や言葉が話題になりました。
以前 「捨てる技術」という本も話題になり、読みました。

如何に人が物を捨てられずにいるかを如実に表していますね。

豊かさ=物を所有すること、というのが社会通念です

「必要か否か、勇気を持って判断する」
これは確かに重要なのですが.・・・・

著者曰く 身の回りのものは
旅行かばん2つに収まってしまうくらいの量が理想とな。
極論過ぎやしませんか?

私が求めてる「シンプルな生き方」とはズレがあるなー

ドミニック・ローホー著「シンプルに生きる」は
タイトルから想像するような人生の指南書でもなく、
物の整理の本でもなく 
そのくせ美容法には 
時間の管理やお金の管理といった章の
3倍ものページを割いて 持論展開。
これって シンプルな生き方と何か関係あるのでしょうか?

中途半端な本です 

男性はタイトルを当てにして読むとがっかりするかも知れません。

著者は6週間禅寺に籠もって禅を学び 10年も墨絵も学ばれたとか。 

だからって「住まいの色の基本はモノクロに限ります、色彩は目を疲れさせます」って言う?
モノクロに限るんだ~ 
単に著者が「禅スタイル」が好きなだけなんじゃないでしょうか?


シンプルで豊かな生活というのには憧れますが
彼女の提唱する シンプルライフを実践したら、
季節に合わせて 額絵やクロス類を変えたり、
かわいい雑貨やグリーンを飾るという
生活の中の「ちょっとしたお楽しみ」まで奪われて
殺伐とした 潤いのない生活になってしまいそうです 


せっかく読んだので、
何か 学ぶところがないか探したのですが、
・・・みつかりませんでした gakkuri.gif

私の中の、天野ジャック君がしきりに騒いでいます 


字が大きくて 行間たっぷり。 本の厚さも内容も薄いです

この本を読んだ皆さんはどのような感想を持たれたか
聞いてみたいです

私みたいな人間は少数派なのかしらね?
売れてるらしいのに・・・ (¬_,¬)ククク・・

今、湊かなえ著「往復書簡」読書中~♪