この、「シンプルに生きる」というタイトルに引かれ、読んでみました
おフランスで売れた本らしいです
日本でも断捨離という本や言葉が話題になりました。
以前 「捨てる技術」という本も話題になり、読みました。
如何に人が物を捨てられずにいるかを如実に表していますね。
豊かさ=物を所有すること、というのが社会通念です
「必要か否か、勇気を持って判断する」
これは確かに重要なのですが.・・・・
著者曰く 身の回りのものは
旅行かばん2つに収まってしまうくらいの量が理想とな。
極論過ぎやしませんか?
私が求めてる「シンプルな生き方」とはズレがあるなー
ドミニック・ローホー著「シンプルに生きる」は
タイトルから想像するような人生の指南書でもなく、
物の整理の本でもなく
そのくせ美容法には
時間の管理やお金の管理といった章の
3倍ものページを割いて 持論展開。
これって シンプルな生き方と何か関係あるのでしょうか?
中途半端な本です
男性はタイトルを当てにして読むとがっかりするかも知れません。
著者は6週間禅寺に籠もって禅を学び 10年も墨絵も学ばれたとか。
だからって「住まいの色の基本はモノクロに限ります、色彩は目を疲れさせます」って言う?
モノクロに限るんだ~
単に著者が「禅スタイル」が好きなだけなんじゃないでしょうか?
シンプルで豊かな生活というのには憧れますが
彼女の提唱する シンプルライフを実践したら、
季節に合わせて 額絵やクロス類を変えたり、
かわいい雑貨やグリーンを飾るという
生活の中の「ちょっとしたお楽しみ」まで奪われて
殺伐とした 潤いのない生活になってしまいそうです
せっかく読んだので、
何か 学ぶところがないか探したのですが、
・・・みつかりませんでした
私の中の、天野ジャック君がしきりに騒いでいます
字が大きくて 行間たっぷり。 本の厚さも内容も薄いです
この本を読んだ皆さんはどのような感想を持たれたか
聞いてみたいです
私みたいな人間は少数派なのかしらね?
売れてるらしいのに・・・ (¬_,¬)ククク・・
今、湊かなえ著「往復書簡」読書中~♪