happyの読書ノート

読書感想を記録していこうと思います。 故に 基本ネタバレしております。ご注意ください。 更新は、忘れた頃に やって来る …五七五(^^)

「関西人のルール」 読みました♪

今日、お出かけの移動中に 
先日、新聞広告に出てた
千秋育子著「関西人のルール」(2012.2.25発行)読みました。

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あなたは関西人ですか?
あなたのまわりに関西人はいますか?
関西人でも関西人でなくても、
ちょっと参考になるかもしれません。

お笑いの吉本のイメージが強くて
関西人のイメージは歪んで伝わっているんじゃないかと
日頃から危惧しています。

大阪の人が皆あんなしゃべり方をしてると思われると心外。
京都、神戸もちょっとずつイントネーションや語尾が違うんです。
もちろん、気質も違いますし 地域性もあります。

そこで、このタイトルの本の内容チェック

うん、間違った事は書いてない、
が、かなり極端な例もあるので
やはり 鵜呑み危険です。
そんな人もいるのか、ぐらいの大らかな気持ちで読んでください 

関西人と言っても、家庭環境や、性格も違うから、
ひとくくりにしてはいけないと思います 

シチュエーションごと(基本・ビジネス・恋愛etc)の
関西人とのコミュニケーション術が、著者のエピソードとともに
披露されていて、笑えます。

一番うなづけたのが、やはり、

関西人の会話にボケとツッコミがある
ということでしょうか?
私も関西人の一人ですが 
関西人じゃない人の話を 延々聞いて、最後までオチがなかった場合・・・
は オチは? ここまで語っておいてオチ無いの~?と 
ものすごい尻切れトンボ感に襲われます

そして・・・ぼけてるのに、相手が突っ込んでくれなかった場合も、
スルーされた!panda_がっくりと 落ち込むと同時に
やっぱり 尻きれトンボ感に襲われるのです。

関西人同士だと 会話の少し先を見越して、
お互いにちゃんと役割を果たします 
それに、話にオチをつけられるように 前振りとかもしてますが・・・

最近物忘れがひどくて
オチを付けるための前振りが長くなると、 えーーっと・・・
話をどこへ落とすんだっけ?と 度忘れすることがあって哀しい。panda_がっくり
年は取りたくないものです 

今日のNHKのスタジオパーク
石野真子さん(兵庫県芦屋市出身)が出演されてて
アナウンサーと 関西人のボケとツッコミについて話しておられました。
やっぱり そこ突いてくるか~

あと、うなづけたのは、
関西女性が誇らしげに「これいくらやったと思う~?」と聞いてきたら
「○○円!」とちょっと高めに答えるのがお約束

「安ぅ~!!見えへん!!」「○○ちゃんが着てたら、高ぅ見えるわ!」と言うのが
最大の賛辞なんですね~。
これは、よくあるシチュエーションです
単に安いというのではなくて、
価値あるものを安く買った、お得感を披露したいわけで
いかに目利きであるかの主張でもあるんです!

関西人は、話の内容も大事だけれど
「会話」そのものも楽しんでいるように思います。
話の展開に依って、ボケにまわったり 
ここはツッコミどころと判断すれば すかさず 突っ込む。
阿吽の呼吸とか 会話のテンポとかを楽しんでいるのです。
だから 面白い人と テンポのいい、面白い会話をすると
頭使ってる気がするし 頭の回転も早くなるように思います dvd.gif


関西人の「いらち」も有名ですね。
残り時間が表示される信号機とか、よく話題になりました。
もったいない精神旺盛だから 時間は有効に使いたいってことだと思います。

関西人への万能ツッコミワード&使い方例や
関西弁辞典も収録、(と言っても文庫本6ページ分ですけども。)
これは使える!

しかしこんなテーマの本がでるなんて・・・
関西人には「取扱説明書」がいるってこと? 


いやいや、愛すべき「関西人」に乾杯!