松岡圭祐著 「万能鑑定士Qの推理劇 I」を読みました。
朝日新聞の読書欄で紹介されてた気がします。
「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」という謳い文句のこの作品。
若者層向け?
ライトノベルです。
褒めてはいませんので、万能鑑定士Qのファンの方はご遠慮ください
大丈夫な方のみ どうぞ。
↓ ↓ ↓
サクッと読めるけど、深い感動なし
字を追って、暇つぶしの1冊。
劇画調の女性の表紙絵が電車で読むならカバー付けないと無理よ。
確かにトリビアというか 豆知識というか
雑学的知識が散りばめられてあって
読んでて、ははぁ~、 ふ~ん、へー。 ほぅ…。と
ハ行四段活用です。
そこんとこは、評価したいと思います。
著者の博識には驚きますが
ストーリーとしては、軽すぎて、読んでも読まなくてもどっちでもいい。
漫画を読む感覚。 (赤川次郎作品もそんな感じですね~)
「推理劇」は2巻までですが、
「事件簿」のシリーズ、発刊を重ねて現在12巻。
映画化も決定しているらしいけど…
私がこの万能鑑定士シリーズを読むのは、最初で最後になりそう。
主人公・凛田莉子の活躍も、どーでもいいレベル。
謎解きがサクサク進みすぎて軽い。
ラストは、ほっこり、良い感じに終わるのですが。
以上、私の感想です。
感想は、読んだ人の数だけ存在します。
この本のファンの方には、いろんな感想があることを認めていただければ幸いです。
ま、そんな中で、ちょっと心に残った莉子の言葉を…。
「人は同じ道の上で優劣を競ってなどいません。
それぞれの道を行くだけです。」
真理ですね~♪
人と比べて優劣や幸せ度を判断するなんて、ナンセンス。
相対的な幸せなんて、とても曖昧なもの。
自分の道を、ただ淡々と進めばいい。自分が感じる「幸せ」は
絶対的なもの。
どんなに辛い状況にあっても、「幸せ」と言えるものがあれば、
その人は、誰がなんと言おうと幸せです
相田みつをの言葉
「幸せは いつも 自分の心が決める」に通じるものがありますね♪
私の好きな言葉です