⚠️ 基本ネタバレしております。ご注意ください。

【本屋大賞】東野圭吾著 「流星の絆」 読みました

2009年本屋大賞 第9位 東野圭吾さんの「流星の絆」を読みました。

 

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図書館で予約しててやっと回ってきました。
話に引き込まれて あっという間に スラスラ~っと読めちゃいました♪

ネタバレあり ↓




小学生の時、悲惨な事件により 両親を失ってしまった兄妹3人の復讐劇。

大人になった3人は 
いつでも連携プレーで詐欺を働く詐欺師になっていました。
次々名前を変えてターゲットの男性に近づく 末っ子の静奈。
それを見守り 連絡役や相手役を務める 次兄の泰輔。
綿密な計画を練る、ブレーンの功一

詐欺を働くうち 偶然 14年前の両親殺害犯と思われる人物を発見します。
時効目前に 巧妙に仕組んだ事件を起こし 警察を動かして
なんとか警察に犯人を捕まえさせようと目論む3人。


予期せぬ時にかかってくる 携帯電話。
突然やってくる過去の事件担当の刑事。
シナリオ通りにいかない ターゲットとのやりとり…
巧妙に仕組んだつもりでも ほころびが出てきたり、と 手に汗握る展開にドキドキが止まりません。


こっちまで 嘘がバレやしないかとハラハラドキドキ!!
そのあたりの たたみかけるような スピード感のある展開
ページが進みます うまいな~ さすが東野圭吾さん。

そして 最後のどんでん返し えーっ?!
犯人のネタばらしで…
こっちまで すっかり騙されておりましたわ…



でも最後は ほのぼのと 胸に熱いものがこみあげてくる!

うまい!! これぞ 東野作品の真骨頂!!

殺人事件から始まり 犯人探しのミステリーなのに
ハッピーエンドで ほのぼの・・・救われた気がする作品でした
面白かった!

読後感爽やかです!!