『むらさきのスカートの女』は、2019年の第161回芥川賞受賞作です。 芥川賞というのは「純文学」に対して贈られる賞、ということで、あまり好みの作品がなく…なかなか手に取る機会がないです。 話題になったので宇佐見りん著『推し、燃ゆ』は読みました。 小…
三舟シェフの推理が冴えるビストロ パ・マルのシリーズ 第三弾! 2019年、ブロともさんに教えて頂き、ビストロシリーズ、2冊続けて読みました。 あれから3年、ぷつっと途切れていましたが、今回、続きの第三弾を読了♪ ミステリー関連の本を扱う東京創元社か…
カレーのように、深く味わいのあるお話でした Amazon ★4.3 ★5=48% 僕の祖父には、秘密があった。 終戦後と現在、ふたつの時代を「カレー」がつなぐ絶品“からうま”長編小説 ゴミ屋敷のような家で祖父・義景と暮らすことになった孫息子・桐矢。カレーを囲む時…
『土漠の花』 から6年半振りに月村了衛さんの著書を読みました。 またしても、壮大なスケールとラスト熱いものがこみ上げるドラマ。 一気読み! 久しぶりに読了後、天井見上げて泣きました。 Amazon ★4.2 (★5 49%) 明朝体で脱、北、航、路の4文字とハング…
町田その子著 本屋大賞受賞作の『52ヘルツのクジラたち』がすごくよかったので、受賞後の第1作目となる『星を掬う』を読んでみようと思いました。 こちらも、本屋大賞2022年 10位に入っています。 Amazon ★4.4 (★5 65%) 千鶴が夫から逃げるために向かった…
温かくて優しい気持ちになれる、青山美智子さんの著書 友人おすすめの一冊。 Amazon ★4.4 (★5 62%) Amazonでは1124個の評価が付いていて高評価。 211ページに12のお話が収められている連作短編集 木曜日にはココアを Brown/Tokyo きまじめな卵焼き Yellow…
先日読んだ『エミリの小さな包丁』にホッコリさせられたので、森沢明夫さんの作品のおすすめ5選の中から、2020年に出版された『おいしくて泣くとき』を読みました。 Amazon ★4.4 (★5 65%) 貧困家庭の子どもたちに無料で「こども飯」を提供する『大衆食堂…
宝塚歌劇 星組で11月12日に幕が上がる『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』の原作本 並木陽著『斜陽の国のルスダン』を読みました。 本作は、2017年にNHKのオーディオドラマで放送されていましたが、オーディオドラマを聴く機会もなく、全く知りませんでし…
友人おすすめの林真理子さんの著書です。 『最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない!』 タイトル読んだだけで笑ってしまうw 知らなかったんですが、東海テレビでドラマ化されてたんですね。 この本は、シリーズ本のようで「最高のオバハン」シリーズの…
いつも、Amazonのサイトで「この商品を見た後に買っているのは?」に出てた本です。 Amazon ★4.6、星5つは70%、これは読んでみなくては…と図書館に予約していました。 ⚠️以下、ネタバレあります、ご注意ください 傷心の主人公は、15年ぶりに祖父の家に転が…
家族に恵まれない子どもたち…読むのが辛い場面もありました Amazon評価 ★4.6 Amazonのサイトを見ていると、おすすめで出ていてアマゾンの評価が高いので借りてみました。 本の帯には・・・ 育てられない。 生きてゆけない。 深い覚悟が命をつなぐ それは、血…
彩瀬まるさんの著作、『新しい星』が2021年下半期の直木賞候補になったので、彩瀬まるさんの本を2冊読みました。 Amazonのサイトで、高評価だった、『神様のケーキを頬ばるまで』を読みました。 Amazon評価 ★4.6 『神様のケーキを頬ばるまで』は、5編の短編…
ミステリーというジャンルは、謎解きが面白くて、以前よく読んでいましたが、最近は、青山美智子さん、伊吹有喜さん、瀬尾まいこさん、町田そのこさんら、心がほっこりする ややライト目の作品を読んで癒やされています。 最近読んだ本、今年の本屋大賞『同…
Amazon評価★4.2 図書館に予約して1年余り、ようやく回ってきました。 8050とは… 引きこもりの若者が存在していたがこれが長期化すれば親も高齢となり、収入に関してや介護に関してなどの問題が発生するようになる。これは80代の親と50代の子の親子関係での問…
第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作 …にして 本屋大賞2022年グランプリ 『同志少女よ敵を撃て』を読みました。 Amazon評価 ★4.4 あらすじは、 独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲し…