happyの読書ノート

読書感想を記録していこうと思います。 故に 基本ネタバレしております。ご注意ください。 更新は、忘れた頃に やって来る …五七五(^^)

高樹のぶ子著「業平」は、「伊勢物語」を大胆に解体、再構成した偉業の賜物

「源氏物語」と双璧をなす「伊勢物語」から 在原業平を立体的に 「伊勢物語」を解体、髙樹のぶ子さんの解釈、味付けで 現代語訳ではなく小説の形で著した 著者渾身の作品です。 第48回泉鏡花文学賞受賞作品。 色好みで 美男で知られる在原業平の生涯を小説に…

秋吉理香子著「ジゼル」には、舞台人あるあるが詰まっている!!

電車で隣の席に座った方がこの本を呼んでらっしゃいました。 「ジゼル」、バレエの「ジゼル」と関係あるのかしら? 家に帰ってググったら、面白そう! 読んでみました。 バレリーナ・上野水香さん絶賛! 「私たちの目指すべき世界が描かれていて、鳥肌がたち…

【直木賞】馳星周著「少年と犬」を読むと犬がいっそう愛おしくなります♪

本日、本屋大賞2021 発表になりましたね。 ノミネート作品、発表までに1冊ぐらいは読みたかった…今年は1冊も読めてないです。 慌てて、図書館に予約しました。まぁのんびり待ちます。 馳星周氏の作品を読むのは初めてです 馳星周さんの本って、バイオレンス…

【百田尚樹】分厚いけれどスイスイ読めた「野良犬の値段」 面白い!

1日で読んだしまった、という方も! 分厚いけどスイスイ読める面白さ 484(実質478)ページのボリュームのある本ですが、全く気にならない面白さでした。 <あらすじ>突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。<私たちが誘拐したのは以下の人物で…

山内マリコ著「あのこは貴族」|映画「あのこは貴族」原作本 読了

映画化されるだけあって、興味深いお話でした 東京生まれの箱入り娘・華子は、結婚を焦ってお見合いを重ね、ついにハンサムな弁護士「青木幸一郎」と出会う。一方、地方生まれの上京組・美紀は、猛勉強の末に慶應大学に入るも金欠で中退。現在はIT企業に勤め…

【伊吹有喜】「彼方の友へ」|戦前戦中、少女雑誌出版に熱意を傾けた女性の人生に胸熱

直木賞ノミネート作品で 伊吹有喜作品なので読んでみました 伊吹有喜さんの作品を読むのは3作目なのですが、いつも心がじんわり温かくなるストーリーに引き込まれます。 今回は、第二次大戦中、少女雑誌「乙女の友」の編集部の奮闘と、お手伝いから初めての…

【桐野夏生】「日没」読了|底しれぬ恐ろしさと息苦しさ

ディストピア小説=ユートピアの反対にあるオソロシイ世界 あなたの書いたものは、良い小説ですか、悪い小説ですか。小説家・マッツ夢井のもとに届いた一通の手紙。それは「文化文芸倫理向上委員会」と名乗る政府組織からの召喚状だった。出頭先に向かった彼…

【小川糸】温かい心と優しい言葉が満ちている|ライオンのおやつ 読了

本屋大賞2021の発表が来月に迫っています。 この作品、小川糸著「ライオンのおやつ」は、2020年の本屋大賞2位の作品です。 グランプリは凪良ゆう著「流浪の月」でした。 人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸…

海外旅行なんて二度と行くかボケ!!を読んでみました

新聞広告で見かけたんだっけ…? なぜこの本を見つけたのか忘れましたが、キャッチーなタイトルに、読んでみようと図書館に予約していました。 本の表紙が著者の写真かと思ったら、これは東南アジアのどこかの国のオジサンのようです。 著者・さくら剛さんは…

【伊吹有喜】「雲を紡ぐ」家族の再生の物語

直木賞候補作! 感動必至! 本の帯には 壊れかけた家族は、もう一度、ひとつになれるのか?羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布」ホームスパンをめぐる親子三代の心の糸の物語。 BOOKデータベースより 「分かりあえない母と娘」と、大見…

原田ひ香著 口福のレシピ 読了♪

新聞の読書欄で見つけた本です♪ 著者の原田ひ香さんは、初めて読む作家さんでした。 旬のおいしい小説作家さんだそうです。 『三人屋』『ランチ酒』『まずはこれ食べて』などの著書があるようですが知りませんでした。 本屋大賞、直木賞関連の本を読むことが…

日本最大級の偽文書、「椿井文書(つばいもんじょ)」を読みました

新聞広告で、この本を見つけました。 広告には、 貴重な史料が全部ウソだったら? プロをも欺く壮大な偽史の真実とは? のキャッチコピーに心を鷲掴みにされて 読んでみることにしました。 中学、高校で習った日本史の資料で だまされたものもあるのか?と思…

「メーター検針員テゲテゲ日記」を読了

新聞広告で見て面白そうだったので図書館に予約してました 「メーター検針員テゲテゲ日記」のテゲテゲは、宮崎・鹿児島の方言で、適当、ほどほど‥という意味だそうです。 著者は、外資系の会社に勤務の後、作家になりたくて、会社が早期退職者を募った際に手…

宮本輝著「灯台からの響き」読了

宮本輝さんの著作を読むのは初めてでした この本を図書館に予約したのは、昨年の9月22日でした。 新聞広告には、芥川賞受賞(76‐100回)作家部門で amazonランキング1位(2020/9/8)を獲得していた本です。 本の間から見つかった、妻宛ての古いハガキ。差出人…

【本屋大賞】2021年ノミネート作 10作品が決定!

私が読む本は、直木賞受賞作、ノミネート作。そして 本屋大賞受賞作、ノミネート作が多いです。 毎年1月に本屋大賞ノミネート作品が発表になったら、その中から、これは、という本を何冊か図書館に予約して読んでます。 2021年のノミネート作品10作 『犬がい…