2021年、1番売れた本が『人は話し方が9割』だったそうです。 図書館に予約したのが昨年の5月、ようやく届きました。 この本が発刊されたのは2019年、じわじわと売れて、昨年2021年、人気に火がついたようです。 読んで見れば、当たり前のことが書かれている…
4月6日水曜日に発表になった「2022年本屋大賞」 大賞は。「同志少女よ、敵を撃て」でした。 2位の「赤と青とエスキース」読了しました。こちら、大賞取るかと思っていました。 3位の「スモールワールズ」読了しました、上位入賞もうなずける、心に染みる短編…
本日2022年4月6日に本屋大賞が発表されました。 逢坂冬馬著 同志少女よ、敵を撃て 第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作でもあります。 全選考委員が5点満点をつけての受賞は、同賞発足以来初めてだったそうです。 世界情勢がきな臭い今、この作品が、遠…
2022年本屋大賞 ノミネート作品、青山美智子著「赤と青とエスキース」を読みました 青山美智子さんの作品は、2021年本屋大賞2位の「お探し物は図書室まで」と、「鎌倉うずまき案内所」を読みました。 どちらも、連作短編集で、日々の生活や人生でちょっとし…
2011年初版発行の「でーれーガールズ」。 全く知らないタイトルでしたが、2015年に映画化されているんですね。 主人公の二人は高校生ですが、30年後の二人を演じたのが元宝塚歌劇団の安蘭けいさんと白羽ゆりさん、というのも知らなかった~orz 原田マハファ…
2022年2月26日の新聞広告に出ていて… 「代償」「悪寒」の著者が贈る圧巻の警察小説 事件解決までの濃密な38時間 読書メーターからの引用で「ラスト1ページで鳥肌がたった」 大反響 10万部突破! 読んでみたい!と思わされるフレーズが並んでいました。 北陸…
彩瀬まるさんは、初めて読む作家さんです。 彩瀬まるさんの著書「新しい星」が第166回直木賞候補に選ばれました。 惜しくも受賞は逃されましたが、一度読んでみようと思っています。 その前に、どんな作品を書かれるのか興味があり、「骨を彩る」を読んでみ…
旅とバイクにまつわる4編が収められた短編集 昨年末に同僚がオススメしてくれた原田マハさんの本です。 私が初めて読んだ原田マハさんの本は「楽園のカンヴァス」、2012年の作品でした。 この「さいはての彼女」はその4年前の2008年に出版された本で、タイト…
「平成」という時代を逆行していく物語 6編の短編が収められています。 それぞれ短編としても読み応えありますが、それぞれのお話が繋がっているのが連作短編集の楽しいところ。 さらに、この小説は、時代を逆行しているので、そうか、あの人の若い頃にはこ…
直木賞候補作は読むことにしています^^ 第166回直木賞候補作品。 2021年10月10日発行、新聞広告で見て図書館で予約していました。 本の帯には、「気鋭の著者が医療の在り方を問う感動巨編。 手術支援ロボット「ミカエル」を操る天才外科医に託された少年の…
きっとあなたも騙される。 新聞広告に、 罠、また罠。100%騙される、戦慄ミステリー! のフレーズが踊っていました。 100%騙される?? 私も騙されるのかしら? ハイ、きっちり騙されました ^^; ネタバレすると面白くなくなるので詳しくは書けないのが残…
愚直なまでに「正義」を追求する主人公が活躍、は、葉室麟さんの真骨頂 316ページ、そこそこの厚さの本ですが、あっという間に読めました。 いつものことながら、読後感爽やか! 正義は必ず勝つ! ⚠ネタバレあります、ご注意ください 葉室麟さんの作品に登場…
第164回直木賞受賞作「心淋し川(うらさびしがわ)」を読みました 2018~2019年「小説すばる」に掲載された6編が収められた連作短編集です。 江戸の下町、千駄木にある、澱んだ川のほとりの長屋に暮らす人達の人生を描いています。 心淋し川(うらさびしがわ…
本作も息をも吐かせぬ展開、誰が正義なのか、オセロのように変わる印象 下村敦さんの著書は、2015年に第60回江戸川乱歩賞を受賞「闇に香る嘘」(2014年8月刊行)を読みました。 主人公は盲目故に、状況を把握できないもどかしさや、忍び寄る恐怖、何を信じた…
当ブログのサイドバーを御覧いただけばお分かりのように、本屋大賞ノミネート作品、直木賞ノミネート作品を中心に読んでおります。 ノミネート作品を読んで見つけた、好み作家さんの作品を追いかけて読んだりもしてます。 以前は、謎解きの面白さから、どん…