happyの読書ノート

読書感想を記録していこうと思います。 故に 基本ネタバレしております。ご注意ください。 更新は、忘れた頃に やって来る …五七五(^^)

【森沢明夫】『キッチン風見鶏』|洋食屋が舞台のほのぼのとした人間ドラマ!

昨年、『エミリの小さい包丁』で森沢明夫作品に出会って、森沢明夫さんの温かい作風に触れ、ファンになりました。 優しい人達がゆるく繋がってほっこり、癒やされます。 更に! ここ大事!! 心に残る素敵な言葉、人生を生き抜く上で参考にしたい文章が散り…

【直木賞受賞】千早茜著『しろがねの葉』|石見銀山を舞台に一人の女性の生き様を描ききった秀作

いや〜、読みごたえありました!! 最初から最後まで銀掘りの山に生きる「ウメ」の壮絶な人生。 千早茜さんの作品は初めてですが、筆力申し分なし♪ Amazon★4.3 ★5=61% 戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、…

【本屋大賞2位】安壇美緒著『ラブカは静かに弓を持つ』

安壇美緒さんは、初めての作家さんでしたが、いい作品でした 2023年本屋大賞第2位 第6回未来屋小説大賞第1位 第25回大藪春彦賞を受賞 第44回吉川英治文学新人賞ノミネート 『小説すばる』連載を加筆し単行本化。 Amazon★4.4 ★5=63% 昨秋、新聞広告で見て、…

【瀬尾まいこ】『掬えば手には』泣けて笑えて、ホッコリ…極上の長編小説

『そして、バトンは渡された』で 2019年の本屋大賞を受賞された瀬尾まいこさんの作品、『掬えば手には』を読みました。 Amazon★4.3 ★5=55% 目次: 本の内容 真面目と笑いが絶妙のさじ加減!! 初回限定の『掬えば手には アフターデイ』が最高! 本の内容 …

山本文緒著『無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記』読了

2022年11月、Twitterのタイムラインに、山本文緒さんの著書のツイートが流れてきました。 山本文緒さん…お名前は存じていましたが、著書を読んだことはありませんでした。 初めて読む山本文緒さんの作品が遺作とは。 内容に触れていますので、知りたくない方…

早花まこ著『すみれの花、また咲く頃』読了

著者は元宝塚歌劇団雪組、88期生の早花まこさん。 宝塚歌劇在団中から、文章がお上手で、機関誌『歌劇』のコーナーを担当されていました。 2020年に退団後は、特技を生かして、文章を書くお仕事に進まれるだろう、と私も思っていました。 まず始められたのが…

小川洋子著『掌に眠る舞台』読了|舞台にまつわる8編

小川洋子さんの著作を読むのは、2012年に出版された『人質の朗読会』以来。 前回から10年以上開いてしまいました。 本の帯には 舞台という、異界。 舞台という、奇跡。 演じること、観ること、観られること。 ステージの此方と彼方で生まれる特別な関係を描…

【東野圭吾】不思議な力を持つクスノキと玲斗の成長物語|『クスノキの番人』

東野圭吾さん、ミステリーじゃない作品もいいですね 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く新たなエンターテインメント作品。 Amazon ★4.3 ★5=56% あらすじは… 不当な理由で職場を解雇され、その腹いせに罪を犯し逮捕されてしまった玲斗。 同情を買おうと取調官に…

【湊かなえ】『母性』読むのが苦しい場面が多くて…

イヤミスの女王・湊かなえさんの『母性』を読みました。 2023年16冊目。 戸田恵梨香さん、永野芽郁さんで映画化され昨年公開されて話題になりました。 映画化もされている作品、ということは、描きたくなる内容、もしくは問題提起性のある内容なのだろうとは…

【角田光代】『タラント』読了

昨年の4月に図書館に予約していて、ようやく回ってきた角田光代著『タラント』。 ワタクシが予約した時点で303人待ち、発刊から1年経った今でも230人待ちの人気の小説です。 目次: 慟哭の??長編小説ですか… サクサクと読み進められなかった原因は? 一見…

【青山美智子】『猫のお告げは樹の下で』読了|悩める人だけが出会える猫のお告げ

2023年14冊目、青山美智子著『猫のお告げは樹の下で』読了 友人オススメの作品です。 青山美智子さんの作品は、迷ったり、悩んだりする人が前に進める言葉が出てきます。 書き留めておきたいようなキラリと光るフレーズ。 今回は…タラヨウの木の葉にヒントと…

【町田そのこ】コンビニ兄弟2|目頭が熱くなる3話収録、早くも続編が待ち遠しい

先日読んだ、コンビニ兄弟の続編、コンビニ兄弟2を読みました。 「2」は、薄くて、お話も3話しか収録されていないのですが… 本は薄くても、内容は濃い! 1巻の登場人物も再び登場して、シリーズものを読む醍醐味を味わいました^^ 目次: 心を癒やしてくれ…

松浦理英子著『ヒカリ文集』|設定が無理すぎて、読むのに時間がかかりました

目次: 男女六人を惑わす賀集ヒカリとは ヒカリと付き合った6人がヒカリについて綴る思い出のヒカリ文集 設定が極端で不自然、こんなことってある? ファム・ファタールなヒカリをヒロインに「マノン・レスコー」を上演 病的だと指摘された「長続きしない人…

【町田そのこ】クスッと笑えて温かい気持ちになる『コンビニ兄弟』

大好きな町田そのこさんの『コンビニ兄弟』を読みました。 目次: プロローグが安ぽいドラマみたいで、読むのをためらいました ^^; 6話が収められていて、ゆるく繋がっている連作短編集です ここにやってくる常連客の悩みを解決する店長…とお兄さん 登場…

中島京子著『小さいおうち』昭和の時代、女中として生きた女性の物語

『小さいおうち』直木賞受賞も納得、読まされました 外出の時に持ち運ぶのに軽い文庫本を…とたまたま図書館で借りた本。 バージニア・リー・バートンの絵本、『ちいさいおうち』と同じタイトルなので、気になって、読んでみました。 中島京子さんの本を読む…