久しぶりに芥川賞受賞作を読みました。 芥川賞は、純文学に与えられる賞故か、何が面白いのかわからない作品が多く^^; 好みの作品が少ないのですが… この作品は面白い!! Amazon ★3.8 ★5=37% 「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか…
お出かけに連れていける、軽く読める文庫本を、と、以前読んだ『東京すみっこごはん』の著者、成田名璃子さんの作品から、 『今日は心のおそうじ日和2』を選んで借りました。 いきなり、『2』だけど気にしないw Amazon ★4.3 ★5=54% 目次: 四章から成るお…
小手鞠るい著『天使の子』を読みました。 小説そのものは、とても読みやすく、192ページ 前半は恋愛小説の醍醐味、後半は謎解きというか、ミステリー味があって、先へ先へと読まされました。 この本の内容愛することは受け入れること――。28歳わたしがアメリ…
どのような本を読むのか、その基準は人それぞれですが、 私は、本屋大賞ノミネート・受賞作、直木賞ノミネート・受賞作を中心に読んでいます。 そして、受賞・ノミネート作家さんの著書を読んでいくことが多いです。 読みたい本を選んで、Amazonのサイトであ…
全284ページ、読み始めたら面白くあっという間に読めました。 振り込め詐欺、オレオレ詐欺、国際ロマンス詐欺…いろんな詐欺がニュースを賑わせていますが… この本に収められた詐欺のお話、どれも最後はほっこりと温かい気持ちになれる、主人公にエールをおく…
キャッチーなタイトルに惹かれて読んでみました 『エレガントな毒の吐き方』、インスタの読書アカウントからたくさん読んだ報告が上がっていたので、私も図書館に予約していました。 その時点から、Amazonの★の評価がいまひとつ。 まぁ、こんなものか、の★3…
胸のすく「どんでん返し」がお約束の中山七里さん 中山七里さんの著作は「護られなかった者たちへ」「死にゆく者の祈り」を読みました。 今回が3作目です。 志賀倫成は、大手出版社の雑誌『週刊春潮』の副編集長。スキャンダル記事に自負を持ち、充実した編…
本屋大賞3位、一穂ミチ著『光のとこにいてね』を読みました Amazon★4.3 ★5=56% 目次: 本屋大賞3位、一穂ミチ著『光のとこにいてね』を読みました 家庭環境が全く違う二人の共通点は、母親で苦労しているところ まさかの再会! 結珠の通う私立高校に果遠が…
昨年、『エミリの小さい包丁』で森沢明夫作品に出会って、森沢明夫さんの温かい作風に触れ、ファンになりました。 優しい人達がゆるく繋がってほっこり、癒やされます。 更に! ここ大事!! 心に残る素敵な言葉、人生を生き抜く上で参考にしたい文章が散り…
いや〜、読みごたえありました!! 最初から最後まで銀掘りの山に生きる「ウメ」の壮絶な人生。 千早茜さんの作品は初めてですが、筆力申し分なし♪ Amazon★4.3 ★5=61% 戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、…
安壇美緒さんは、初めての作家さんでしたが、いい作品でした 2023年本屋大賞第2位 第6回未来屋小説大賞第1位 第25回大藪春彦賞を受賞 第44回吉川英治文学新人賞ノミネート 『小説すばる』連載を加筆し単行本化。 Amazon★4.4 ★5=63% 昨秋、新聞広告で見て、…
『そして、バトンは渡された』で 2019年の本屋大賞を受賞された瀬尾まいこさんの作品、『掬えば手には』を読みました。 Amazon★4.3 ★5=55% 目次: 本の内容 真面目と笑いが絶妙のさじ加減!! 初回限定の『掬えば手には アフターデイ』が最高! 本の内容 …
2022年11月、Twitterのタイムラインに、山本文緒さんの著書のツイートが流れてきました。 山本文緒さん…お名前は存じていましたが、著書を読んだことはありませんでした。 初めて読む山本文緒さんの作品が遺作とは。 内容に触れていますので、知りたくない方…
著者は元宝塚歌劇団雪組、88期生の早花まこさん。 宝塚歌劇在団中から、文章がお上手で、機関誌『歌劇』のコーナーを担当されていました。 2020年に退団後は、特技を生かして、文章を書くお仕事に進まれるだろう、と私も思っていました。 まず始められたのが…
小川洋子さんの著作を読むのは、2012年に出版された『人質の朗読会』以来。 前回から10年以上開いてしまいました。 本の帯には 舞台という、異界。 舞台という、奇跡。 演じること、観ること、観られること。 ステージの此方と彼方で生まれる特別な関係を描…