本屋大賞ノミネート作は好きだけど、芥川賞は感動薄め 当ブログでは、本屋大賞ノミネート作品、直木賞受賞作品の感想記事が多いです。 毎年発表になる芥川賞ですが、これまでに4冊しか読んでないです。 150回(2013年下半期) 小山田浩子 穴 146回(2011年下半…
ファン・ゴッホの人生と作品は人を惹きつける魅力がある 昔、朝日新聞の別刷りの日曜版の表紙が、名画で彩られていた頃がありました。 ルノワールやドガ、ロートレックなど、それぞれの画家の特徴を知って楽しんでいました。 当時、ゴッホの独特の絵の具の使…
初めて読んだ知念実希人さんの作品は、本屋大賞ノミネート作品の「人つむぎの手」でした。 医師でもある、知念実希人さんらしい、医療系のお話で、感動しました。 もっと知念実希人さんの本を読んでみようと「仮面病棟」。 はらはらドキドキの展開でした。 …
湊かなえさんの本は何冊か読んでいます。 本作は、直木賞ノミネート作でもあり、昨年、図書館に予約してあって、ようやく回ってきました。 久しぶりの湊かなえさん作。 湊かなえさんの作品は「地続きの怖さ」と新聞の記事で読んだ記憶があります。 小説の中…
今年9月に宝塚星組で上演される「柳生忍法帖」の原作本 時代小説の中でも、読もうと思わないジャンルの本でした。 剣豪の話より、江戸の人情物の方が好きなんです。 それなのに、読み始めたら、スピーディな展開に読まされて、先が気になり読むのを止められ…
全国書店員が選んだ いちばん売りたい本 「本屋大賞」第7位、 紀伊國屋書店スタッフオススメのベスト30「キノベス!2021」の第1位。 表題作他 全4編の連作短編集です 地球滅亡一ヶ月前の世界に生きる4人の、一人称で語られる物語。 シャングリラ パーフェ…
伊吹有喜著「なでし子物語」とほぼ同時に読み終わりました。 深い内容ではないし、面白くてスイスイ読めました♪ 見出しは「抑圧への復讐譚」とありますが… これが抑圧への復讐? 男を手玉に取って、強かに玉の輿を狙う女性の話にしか思えないのですが。 主人…
伊吹有喜さんという作家さんは、宝塚歌劇で「カンパニー」を上演するというので、原作本の著者と初めて知りました。 バレエ団の団員の実情に興味津々、妻に捨てられて?、会社では崖っぷちに立たされているしがないサラリーマンの青柳さんがとてもいい味を出…
ずっと、読書ブログ「happyの読書ノート」のサイドバー「読書予定・読書中」に置いてありました森下信雄著「宝塚歌劇団の経営学」を読了しました。 感想、内容は、姉妹ブログの「宝塚ブログ 心は青空♪」に投稿しましたので もし、ご興味ある方は、そちらを御…
新聞広告のキャッチコピーに釣られて読んでみました 2021年3月25日刊行。 新聞広告のこの一文に、読んでみようと思わされました。 「みんなのヒミツ、暴かれた。朝井さん、やっちまったね。どうなっても知らないから」ーー高橋源一郎 作家・高橋源一郎さんの…
綾崎隼さんの最新刊 読みました ちょうど、綾崎隼著「盤上に君はもういない」を読もうと思っている時に、新聞広告で見かけて図書館に予約していました。 あなたがいるから、私は小説を書こうと思います。――著者が、自身に、読者に問い掛ける衝撃の問題作! …
伊吹有喜さんの作品を読むと、いつも温かい涙に濡れる 伊吹有喜さんの作品を初めて読んだのは、「カンパニー」でした。 宝塚歌劇で「カンパニー」が2018年に宝塚大劇場、東京宝塚劇場で上演されると発表になったのが2017年の6月末。 小説新潮に連載されてい…
とりあえず読んでみました、舞台の原作本 宝塚歌劇で、「ほんものの魔法使」を舞台化するというので読んでみようと思っていました。 公演は 宝塚バウホールで2021年5月21日(金)~6月1日(火)、KAAT神奈川芸術劇場で2021年6月8日(火)~6月16日(水)で行…
もう一度、あなたと指したい。その望みが、私のすべてだった――。 負けたくない敵がいる。誰よりも理解してくれる敵がいる。だから、二人は強くなれる。 将棋界初の女性プロ棋士を目指す二人の天才を描く、今年最泣の青春純愛小説! これは、読みたい!! 第1…
昨年12月22日、新聞広告で、この作品を知りました。 この国の人間関係は二つしかない。密告しないか、するか──。 第18回大藪春彦賞受賞作!革命と音楽が紡ぎだす歴史エンターテイメント 文春文庫HPより この前読んでいた原田マハ著「風神雷神」では、アートに…
【原田マハ】風神雷神 Juppiter, Aeolus(上)俵屋宗達、ローマに向かう!2021-05-08)の続きです。 book.kokoro-aozora.com あら? もう1ヶ月近く空いてしまったのね… やっと読了、そして感想を書く時間ができたので遅まきながらUP。 上巻では、俵屋宗達が…
ブロ友さんお薦めの原田マハさんの作品。 上下2巻もので、読みきれるのかしら?と思いましたが、面白くて、どんどんページが進みました。 美術(アート)という名のタイムカプセルがいま、開かれるーー。 戦国日本とルネサンス・イタリア 海を越え、時代を超…
「源氏物語」と双璧をなす「伊勢物語」から 在原業平を立体的に 「伊勢物語」を解体、髙樹のぶ子さんの解釈、味付けで 現代語訳ではなく小説の形で著した 著者渾身の作品です。 第48回泉鏡花文学賞受賞作品。 色好みで 美男で知られる在原業平の生涯を小説に…
電車で隣の席に座った方がこの本を呼んでらっしゃいました。 「ジゼル」、バレエの「ジゼル」と関係あるのかしら? 家に帰ってググったら、面白そう! 読んでみました。 バレリーナ・上野水香さん絶賛! 「私たちの目指すべき世界が描かれていて、鳥肌がたち…
本日、本屋大賞2021 発表になりましたね。 ノミネート作品、発表までに1冊ぐらいは読みたかった…今年は1冊も読めてないです。 慌てて、図書館に予約しました。まぁのんびり待ちます。 馳星周氏の作品を読むのは初めてです 馳星周さんの本って、バイオレンス…
1日で読んだしまった、という方も! 分厚いけどスイスイ読める面白さ 484(実質478)ページのボリュームのある本ですが、全く気にならない面白さでした。 <あらすじ>突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。<私たちが誘拐したのは以下の人物で…
映画化されるだけあって、興味深いお話でした 東京生まれの箱入り娘・華子は、結婚を焦ってお見合いを重ね、ついにハンサムな弁護士「青木幸一郎」と出会う。一方、地方生まれの上京組・美紀は、猛勉強の末に慶應大学に入るも金欠で中退。現在はIT企業に勤め…
直木賞ノミネート作品で 伊吹有喜作品なので読んでみました 伊吹有喜さんの作品を読むのは3作目なのですが、いつも心がじんわり温かくなるストーリーに引き込まれます。 今回は、第二次大戦中、少女雑誌「乙女の友」の編集部の奮闘と、お手伝いから初めての…
ディストピア小説=ユートピアの反対にあるオソロシイ世界 あなたの書いたものは、良い小説ですか、悪い小説ですか。小説家・マッツ夢井のもとに届いた一通の手紙。それは「文化文芸倫理向上委員会」と名乗る政府組織からの召喚状だった。出頭先に向かった彼…
本屋大賞2021の発表が来月に迫っています。 この作品、小川糸著「ライオンのおやつ」は、2020年の本屋大賞2位の作品です。 グランプリは凪良ゆう著「流浪の月」でした。 人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸…
新聞広告で見かけたんだっけ…? なぜこの本を見つけたのか忘れましたが、キャッチーなタイトルに、読んでみようと図書館に予約していました。 本の表紙が著者の写真かと思ったら、これは東南アジアのどこかの国のオジサンのようです。 著者・さくら剛さんは…
直木賞候補作! 感動必至! 本の帯には 壊れかけた家族は、もう一度、ひとつになれるのか?羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布」ホームスパンをめぐる親子三代の心の糸の物語。 BOOKデータベースより 「分かりあえない母と娘」と、大見…
新聞の読書欄で見つけた本です♪ 著者の原田ひ香さんは、初めて読む作家さんでした。 旬のおいしい小説作家さんだそうです。 『三人屋』『ランチ酒』『まずはこれ食べて』などの著書があるようですが知りませんでした。 本屋大賞、直木賞関連の本を読むことが…
新聞広告で、この本を見つけました。 広告には、 貴重な史料が全部ウソだったら? プロをも欺く壮大な偽史の真実とは? のキャッチコピーに心を鷲掴みにされて 読んでみることにしました。 中学、高校で習った日本史の資料で だまされたものもあるのか?と思…
新聞広告で見て面白そうだったので図書館に予約してました 「メーター検針員テゲテゲ日記」のテゲテゲは、宮崎・鹿児島の方言で、適当、ほどほど‥という意味だそうです。 著者は、外資系の会社に勤務の後、作家になりたくて、会社が早期退職者を募った際に手…